山の写真(233):再び鹿島槍東尾根を撮りに、そして大谷原で。 | 信州:大町・安曇野便り

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4日(土)、家を出てすぐ高瀬川を渡ると、ヘリが下りてきた。
ああ、救助ヘリで山岳遭難だ。
救急車もすぐ来た。
 
翌日の新聞を読んで判ったことだが槍ヶ岳の北西、
樅沢岳で滑落した東京の46歳の会社員。
 
大町市は範囲が広く、槍ヶ岳までも含むみ、
例によって市立大町総合病院に搬送されたが・・・・。
 
 
 
 
 
 
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ところで、いつもどおり鹿島槍東尾根の撮影。
 
 
 
 
 
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しかし、GWだというのに、登攀者がいないなぁ。
 
 
 
 
 
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もう少し近づく為に、黒澤高原に。
 
 
 
 
 
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ああ、おりました!
第Ⅰ岩峰の雪面を登っています。
 
2人で登っているのかと思ったら、
上の黒点は露岩でした。
 
 
 
 
 
 
 
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10:59 第Ⅰ岩峰頂上に到達!
 
そして更に下に、やはりソロの登攀者。
 
 
 
 
 
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2人目も第Ⅰ岩峰頂上に。
 
 
 
 
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11:10 第Ⅱ岩峰目指して、下っていきました。
 
 
 
 
 
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11:20 場所を大谷原に移しました。
 
 
 
 
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ここからは北峰は見えませんが、
先ほどの第Ⅰ岩峰には新たに下に3人パーティーが、
上にやはりソロの方が登っていました。
 
 
 
 
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ちょうど下山してきた方がいたので、お話を伺うと、
なんと、天狗尾根を往復したんだそうで、ビックリ!
 
もちろんテン泊だそうですが、天狗を下ったとは驚きでした。
また男性が最初に天狗尾根を登ったのは40年前とのこと。
 
お二人とも60代後半だそうですが、皆さん、頑張ってますねー!
大谷原にくると、いろんな方にお目にかかれます。
 
 

 
 
2014年3月27日にアラ沢ノ頭から天狗の鼻への下りで、
「ピオレドール・アジア」受賞の若手登山家・野田賢(31)さんが滑落死。

そして2年前だったか、やはり天狗尾根を下山中の50代男性が滑落死。
20代の息子さんは無事だったが、とにかく、下山中が一番危険です。
 
山はどこも危険がいっぱい。
どうか、皆さん、事故の無いように!