このつづきです↓
昨日の夕方6時頃に病院から電話があった。
キッチンで夕食の準備をしていた時に携帯が鳴り、
病院の代表番号が表示されていたので、慌てて手を止めて電話にでた。
先日受けたCTスキャンや骨シンチ検査の結果を分かる範囲でいいから教えてほしい、と留守電にメッセージを残していたので、
担当看護士のJが折り返しの電話をくれたのだ。
「電話するのが遅くなってごめんなさいね」
「いえいえ、電話してくれてありがとう」
次にJが何を言うのか・・ちょっと怖かった。
でも私の緊張とは裏腹に、「グッドニュースよ」とJは続けた。
「CTスキャン、骨シンチ検査、どちらも問題なしだったわよ」と。
え・・ほんと?
身体中の力がスーッと抜けていく感じがした。
あぁ・・・
良かった・・・
本当によかった・・(涙)
そしていきなり経腟エコー検査の手紙が届いた事についても、
「○○(私)は子宮筋腫があるから、手術前に子宮筋腫や子宮周辺の状態なども分かっている方がいいので経腟エコーをするわね」という事だった。
ふぅ・・・(安堵)
それならそうで、経腟エコー検査の手紙を送ってくる前に一言そう教えて欲しかった~
乳癌だけでなく、もしかしたら子宮部位にも何か異常があるのでは?と本気で心配してた。
ホッとし過ぎて、
電話を切った後はしばらくボーっと何もできなかった。
っという事で、
CTスキャンと骨シンチ検査の結果、幸い他の臓器や骨への転移はなかった事が分かったので、
転移は癌のある右乳房のリンパ節のみという事になった。
(これはすでに担当医から聞いている)
リンパ節転移は残念だけど、他の臓器や骨などに転移する前に癌を発見できたこと、
今はもう感謝でしかない。
もし他臓器に転移していた場合、癌のステージは4にあがり、残念ながらその場合の5年生存率はグッと下がる。
もちろんステージ4と診断された方でも、癌と共存しながら長生きしていらっしゃる方も沢山いると思う。
それでもやはり、他に転移がない事を願わずにはいられない。
本当に良かった。。この一言に尽きる。
息子も実はだいぶ心配していたようで、ここ数日間は食欲もなく、胃痛や吐き気で体調を崩していた。
何度も「電話あった?」と私に確認していたし。
でも、病院からの電話で朗報を聞いたあとは、息子も急に元気を取り戻し、
みるみる食欲が戻ってきて、胃痛もすっかりなくなった様子だった。
ずいぶん心配かけてたんだなぁ・・と申し訳なく思った。
ごめんね、息子くん。
身体はどんどん大きくなって、私よりすでに20センチも高いけど、
とは言えまだ14歳。
まだまだお母さんが必要な年齢だもんね。
心配だったよね、本当にごめん。
大丈夫だよ。
これから待ってる手術や抗がん剤治療がどんなに辛くても、
絶対に乗り越えてみせる。