娘は怖がりで病院がとても苦手です。


注射はもちろん、歯の治療、喉を見るときの舌圧子、インフルエンザや溶連菌の検査などでは、院内を逃げ回り、怖くて泣き、何とか時間をかけてなだめながらやっていました。


先日は久々の予防接種がありました。


家を出る時は不思議と平気ですんなり出発するのですが、いざ名前を呼ばれて診察室に入る時に、一気に恐怖心が湧き上がってしまったようで、待合室の端っこに逃げてしまい全く入ろうとしません。


看護師さんと私で説得して、何とか診察室まで入りました。


まずは聴診器でお腹と背中の音を聞いて、次に苦手な舌圧子…。


そこで「怖い!やめて!」と拒否をして、舌圧子は使わずに診てもらいました。


そして注射する時になると、また椅子から降りて部屋の端っこに逃げる娘。


明らかに不機嫌な医師の表情に、私は焦りと不快感を感じました。


そして医師から言われた言葉にショックを受けました。


「お母さん、もう押さえつけてください。お母さんが躊躇していると余計に嫌がります。子どもは見ていますよ。」


と。


私は娘が怖がる気持ちがわかるから、無理矢理やらせたくなかったのです。

躊躇していたわけではなく、時間をかけて説得すればちゃんとできることは今までの経験でわかっていたので、気持ちが落ち着くまで待っていたのです。


医師の方がイライラするのもわかります。

正直私も「またか」とイライラします。


1人に時間を割けないこともわかります。

でもその時はとても空いていて、待っている人は1人もいませんでした。


結局私は嫌がる娘の腕を引っ張って、無理矢理抱き抱え、打ってもらいました。


泣き叫ぶ娘の姿に胸が締め付けられました。


娘は私の姿を見て嫌がっているのでしょうか。

私が娘の怖がりを助長しているのでしょうか。


何だかよくわからなくなってしまいました。



看護師さんは私の気持ちを察していたかわかりませんが、優しく娘にフォローしてくれました。



終わってしまえばケロっとしている娘。



こんな怖がりの娘ですが、これからも同じような場面はたくさんあると思います。

そんな時どう対応するのが良いのか。


娘は食事を飲み込むのが怖いと言って、食事が取れない状態が続いていて、近々病院を受診します。


極度の怖がり、ということが関連がありそうなので、いろいろ話を聞いてきたいと思います。


お読みいただきありがとうございましたニコニコ