こんにちわ。
仕事でつかえる英語力アップ!
英語コーチの石井直子です。
今回、英検2級チャレンジャーと、
二次試験のスピーキングと
一次試験のライティング対策をしています。
特に、今年度から、
英作文の数と要約が増えるので、
ネットにも対策講座が色々出ております。
さて、この2つは、
丸バツじゃないので、
どこまで出来ているのか?
何を改善すればよいか?
自分では分かりづらいですよね。
そんな中、
ライティングを見る中で
気になったことがありました。
それは、
なんだか巷に流布している
「定型文」です。
なぞの定型文
理由を述べるのに、
There are two reasons why I feel this way.
ときてから、First, ~.
・・・うんうん、いいんですよ。
別に文法が間違っているわけじゃないし、
減点になりません。
しかし、この下線部分がなくても、
減点になりません。
文字数合わせなら
仕方ないですが、
余り書けなくて苦労している人のための、
とにかく書いて字数を稼ごうか的な
救済の一文かと思われます。
だけど、こんなフレーズは、
実際の英文に出てきませんよね?
このまま、準1級、1級や
アカデミック・ライティングとして
持ち越して欲しくないな感があります。
これについては、あまりの不自然さから
疑問視する声も出てきているので、
いずれ使われなくなるのではないかと
期待を寄せています。
とりあえず、
解答例からはなくなって欲しいものです。
便利にみえるフレーズ
もう一つは、
By doing so~,
これはもう
「そうすることで、」
という日本語がくっきり透けて見えます。
先にこの部分が料理できてしまうので、
楽な気がしますね。
ここは、例えばこんなフレーズで
言い換えられます。
It (will) help(s) us do ~
It (will) enable(s) us to ~
「そうすることで、マイクロプラスチックを減らせるでしょう。」
のような文が頭に浮かんだ時に、
It will help us reduce microplastics.
It will enable us to reduce microplastics.
などとすると、自然な英語表現になります!
解答例だから
書いてきたご本人も、
あちこちの解答例にあったので
ちょっと違和感を感じながらも
「使わないといけない、」
と思ってしまったようです。
そりゃ、そうですよね。
みんな、解答例を参考に
勉強するんですもんね。
それにしても、
毎週3題もライティング課題をこなすなんて、
粘り強くてすごい!
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