今日から巨人は阪神との東京ドーム3連戦となります


前回甲子園ではまさかの無得点に終わってしまい、虎ファンを完全に調子良くさせてしまいましたが…(^_^;)

その後ヤクルトとの3連戦で見事に持ち直し、堅く首位キープという現状です(^O^)


今の巨人は投打ともに絶好調
特に昨年の今頃は使い物にならなかったボウカーと、新外国人のロペスの二人が際立ってますね

ボウカーは一体何があったんでしょうか(笑)
昨年とは完全に別人です(°□°;)


ピッチャーでは菅野が頑張ってますね

ここまで安定したピッチングで2勝
気は早いですが、新人王争いの先頭に立っていると言っていいでしょう(ライアン小川、藤浪との三つ巴になりそうな予感)


とにかく今日は、甲子園での借りをきちんと返したいところですね!



小説は明日から新作スタートです

今回はややショッキング(?)なお話になってます(^_^;)


暇な方は読んでって下さいませm(_ _)m
「あ、それは極めて簡単ですよ~」

みなみがサッカーボールを抱えながら言った。

「ガラスが割れた後、すぐに人が集まってきたんでしたよね~。その中に紛れて、人目を盗んでサッカーボールをどこか目立たない場所にえいと蹴ってしまえば、何も落ちてないのと同じになるって訳です」
「ほうほう、つまり協力者がいたということか」
「ただしこの協力者は、積極的に犯行に絡んだ訳ではないでしょうから、罪を問うのは難しいと思います…だから黙秘してるんじゃないですか?」

ワタルの言葉に、達郎の表情が変わった。

「じゃ…今さっき我々が確保したのは、その協力者のほうだったのか!」
「ええ、恐らく黙秘しているのは、実際に金子さんを殺害した人間を庇っているからだと思います…今のトリックを説明してやれば、観念して真犯人を喋ってくれるんじゃないでしょうか」



その後、達郎がワタルから聞いたトリックを一から説明してやると、果たしてワタルの言った通り、男は真犯人について供述した。

そしてその供述に基づき、都内のマンションに潜伏していた実行犯を逮捕することに成功したのである。


動機は、金子の不祥事―過剰な取り立てによる大金を何とか取り戻そうと、金子の部屋に押しかけたが、逆に言い合いとなり、カッとなって殺害してしまった。協力者であった向かいの部屋の男は友人で、この時はたまたま家にいたのだが、事情を聞いて熟慮した結果、今回のトリックを思いついたのだった。


なお、この協力者は殺人そのものには関与していないため、証拠隠滅の罪による立件となった。



「ありがとうございます、なぎちゃんのおかげで、早期解決が出来ましたよ~」
「それは良かったね」
「…とはいえ、今日は何かと頭を打つ一日でしたね~…」
「頭が良くなるかもしれないよ」
「むむ、それはどういう意味ですか~」
「まぁまぁ…にしても、お金って怖いよね」
「ないよりはある方がいいんですけどね~…でも、お金じゃ得られない物もあると思いますよ~」
「いいこと言うね」
「裕子さんの受け売りですよ~」



―こうして、お金が因果となって招いた殺人事件は幕を下ろしたのである。




―それからしばらくして、達郎がアパートへとやってきた。言うまでもなく、ワタルの呼び出しである。

「いやいや…何という散らかり様だこりゃ」
「わざわざお越しいただいてすいません」
「なに、トリックが分かったというのなら、出向かん訳にはいかんだろう」
「あの男の人は何か喋りましたか~?」
「いや、何も話してくれんな。名前すら黙秘しててな」
「そうですか~」
「まぁ、そのトリックというのをとりあえず聞いてみようか」
「はい、では早速準備を…」

すると、みなみがタタッと小走りに玄関の方へ向かうと、ドアを開け、さらに向かいの部屋(殺された金子の)の玄関のドアを開けた。その向こうには獅子門が立っている。

「ほぅ…」

達郎は思わず驚いた。

「これは驚いたな、こっちの部屋からあっちの部屋まで、こんなに近いのか」
「簡素な造りで、かつ部屋と部屋の間にある廊下がそんなに広くないという訳で、筒抜けになるんですよ」
「そうか…つまり、犯人はこの部屋から窓ガラスを割ったことになるな。後は手段だが…」
「これを使ったんですよ」

ワタルが持ってきたのは、サッカーボールだった。

「これはこの部屋にあったやつです」

そう言うと、ワタルはサッカーボールを玄関に置いて、あまり力を入れずに蹴った。

ボールは正確な軌道を描いて向こうの部屋に飛び、獅子門の元にスポッと収まった。


「―そういうことだな」
「はい、犯人はこの部屋からサッカーボールを思い切り蹴って、向こうの金子さんの部屋の窓ガラスを割ったんです」
「この距離なら、ワタル君のようにサッカーの経験が無くても、十分窓ガラスには当たるな」
「後は向こうの部屋と、この部屋の玄関を閉めれば、どこからガラスを割ったのか分からなくなる、という訳です」
「なるほど、これでトリックは分かったな。しかし、その後、サッカーボールを誰がどう処理したかが問題だな。あの日は当然外も調べていたはずだが、そんなものが落ちていたという報告は聞いていないし…」