こんばんは。


久しぶりの更新となります、ラーメンにっこう店主の友人ぐーたら(旧院生)です。早いもので、もう4月ですね。3月は別れの季節、そして4月は出会いの季節とはよく言ったものですが、3月いっぱいを持ちまして、ラーメンにっこう関係者のぐーたら院生とデザイン担当ぴーちゃんが大学院の2年間を無事に卒業いたしました。


ぴーちゃんは広島、ぐーたら院生は大阪とそれぞれ彦根を離れます。今後ともラーメンにっこうをよろしくお願いします……。


と、書き出しで終わってしまうのも寂しいので、2005年11月5日オープンから3月末までラーメンにっこうに携わることができた感想を少し述べさせていただきたいと思います。


このブログで何回か書かせていただいてますが、ぐーたら院生はラーメンにまったく興味がありませんでした。というよりも、少し食わず嫌い的な部分があったように思います。


友人達が福井県の敦賀まで駅前にあるラーメン屋さんの屋台へよく食べにいくという話を聞いて、『へぇー』たかがラーメンのためにそこまでよくやるなぁ~(>_<)という感想を持っていました。


その自分がまさかインターネットで有名なラーメン屋さんを探して、わざわざ足を運ぶようになるとは思いもよりませんでした。


そのきっかけを与えてくれたのが『ラーメンにっこう』とその店主にっこうだったように思います。


また、日々ラーメンと真剣に格闘し、妥協を許さず、時には利益さえも、度返しするその姿勢に、この店はちゃんとやっていけるのだろうか?と何度も思いました。しかし、


『たかがラーメン、されどラーメン』


この言葉に本当にすべての事柄が詰め込まれているように思います。一杯のラーメンにすべてが集約されているんですよね。ぐーたら院生は、店主にっこうの作るラーメンに、にっこうの24年間分の人生を感じます。(←少し言いすぎですが、本当に心も体も暖かくなる素敵なラーメンをつくっていると思います。)


店主のにっこうは日ごろから、


『結局は、ラーメンを食べるお客さんの好みやしなー。』


とよく言っています。しかし、それでも毎日妥協を許さず、試行錯誤を繰り返しつつ本当に満足できる物を作りだそうとしている姿がラーメンにっこうの厨房にはありました。時には、ひどいラーメンを出す店に対して


『あんなのはラーメンじゃないわ』


と言うこともありました(こんなんことほとんど言いませんが…)。


それは、やはり自分自身がラーメンに対して真剣に向き合っているからなんだろうなぁと思いました。そして、インスタントラーメンが手ごろな値段で食べられる中、ラーメン屋さんで本物のラーメンを食べるということの大切さを改めて感じました。


結局のところ、言いたいことがわかりにくくなってしまいましたが、ぐーたら院生および関係者のぴーちゃんは、らーめんにっこうと店主のにっこうによってラーメンの素晴らしさを感じました。


ラーメンって、いいですね。


彦根を離れることによって直接的にお店をサポートすることができなくなってしまいましたが、これからはこのブログを読んでくださっている方々に、様々な形で『ラーメンにっこう』を支えていっていただければと思います。


店主1人、妹1人で一生懸命頑張っているお店です。ぜひ一度足を運んでみてください。


よろしくお願いいたします。


                   2006年3月31日 ぐーたら院生・ぴーちゃん