ごきげんよう😊
ニッコリムーンでございます。
しばらくご無沙汰をしておりましたが、
今回はブロ友よしみちゃんの企画「ビブリオ選手権」に参加しますので
よろしくお願いいたします(≧∀≦)
さて、私がおすすめしたい「よしみちゃんのビブリオ選手権エントリー作品」はこれ❗️
ジャーン✨✨✨
「生き物の死にざま」です。
この本は
私にとって久々のお気に入り本です💓
最近はハウツー本しか購入していないのに
本屋さんで
ビビビッ⚡️ときて買っちゃいました。
日頃は
平積みされている本をパラパラめくるだけで
立ち読みすらしないのですよ。
その私が 図書館で借りるのではなく
購入して読みたい!
と思ってしまったのです(笑)
それでは
この本の素晴らしいところを
3つほどご紹介いたしましょう。
この本の
ここが素晴らしい その1✨
著者の筆力が素晴らしい〜❗️
著者は稲垣栄洋(いながきひでひろ)さん
静岡大学大学院の農学研究科の教授で
農学博士です。
専門は雑草生態学だそうで
ご本人は「みちくさ研究家」と
名乗っていらっしゃいます。
えっ?
大学教授とか博士とかが書いた本なんて
堅苦しくて専門的で難しそう…って
思っちゃいましたか?
ちっちっちっ☝️)))
否〜!
著者は専門分野だけではなく
幅広く豊富な知識がおありなのに
全く圧を感じることなく
さらりと優しく書かれていて
実に読みやすいのです。
ジャンルで言えばエッセイですが、
エッセイというより、
1話完結の短編ストーリー。
尊い命のストーリーであり、
生き物を見つめるドキュメンタリーでもあり、
ハラハラドキドキのサスペンスでもあり、
究極の愛の物語りでもある感動の一冊!
主人公は数多いる生き物の中のたった1匹。
庭のアリであったり、
公園で鳴いていたセミであったり、
見たこともない深海生物であったり、
その1匹にスポットを当て
〝彼女〟という三人称で語るところに
著者の生き物に対する尊敬と
温かな視線を感じます。
理系の先生なのに
心を揺さぶる文学的表現で
すうっと本に引き込まれてしまいますよ💓
この本の
ここが素晴らしい その2✨✨
いつの間にか博識になる〜❗️
「へぇ〜、こんなことが!へぇ〜、そうなんだ!へぇ〜、知らなかった!へぇ〜」
と、へぇへぇ言いながら読み進むうちに
いつの間にか賢くなっています(笑)
知らなかった生き物の生態を知り、
雑学が身につき、
世の中を見る目が変わってくるはずです。
しかし!
その雑学のせいで
注意すべき点もあります。
虫嫌いな人も
虫に感情移入してしまうことがあるので
お気をつけください。
例えば、
蚊がブーンと飛んできて
あなたの血を吸っていたとしても
彼女を叩くことができなくなるかもしれません😱
その時は痒みに耐え
ムヒやキンカンをヌリヌリしてください。
この本の
ここが素晴らしい その3✨✨✨
朗読発表会にも使える〜❗️
エッセイだから
1話が短いのは当たり前なのですが、
どれも5ページ〜12ページという
読み疲れしないボリュームです。
また会話文も無くて
音声表現するとき実に読みやすい!
ここが素晴らしいその1で申し上げましたが、
筆者の筆力が素晴らしいので
起承転結が完璧です。
印象的な書き出しの冒頭、
朗読の第一声から
聴きに来たお客様の心を鷲掴みにできます。
そして
知らなかった生き物の生態を知る内容に
お客様たちは興味津々、
ぐっと聞き入ってしまうことでしょう。
結びは余韻を残す終わり方で
拍手喝采を浴びること間違いなし!
朗読会は大成功です❗️
最後にもう一言!
「生き物の死にざま」に書かれている生き物は
全て精一杯生きていました。
しかも人間とは違って
個々の死を恐れている生き物はいません。
恐れているのは死ではなく
種の滅亡…なのでしょうか。
子孫を残すために死んでいくのです。
同じ生き物として人間はどうか、
考えさせられる一冊。
ぜひ読んでみてください❗️
さて、
よしみちゃんのビブリオ選手権
もうすぐ締め切りですよ〜❗️
あなたも参加してみない?
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