個人的に言わせていただければ非常に残念なことです。
村山談話を踏襲する
という安部総理の発言は
総理大臣という責務がある以上、個人的な思想信条に基づくだけでは行動できない、という気持ちが理解できないわけではありません。しかし村山談話というのは、いうなれば
とりあえず謝っておいて事なかれ
という発想です。一国の指導者としてあまりにも軽率なこの発言を、
アジアの国々に喜ばれる
という理由で踏襲するなどやってはならない発言です。
村山政権においては、特に外交において日本の非常識を対外的にアピールした時期でした。この政権を代表する非常識な内容として、村山談話のほか、
非武装中立
という村山総理(あるいは社会党)の失言があります。ヨーロッパ各国の首脳をあきれ返らせてしまったこの発言。まさに日本の国際病患者のなせる業としかいいようがありません。
日本はスイスのような永世中立国が良い
今でも本気でこのようなことを発言する社民党の議員がいますから本当に恐ろしい話です。
しかし、
なぜスイスが軍隊を持っているかと言いますと、
中立国という立場を守るためには、いかなる国の干渉も排除しなければならないから
ということなのです。
自民党の舛添議員も再三に渡って伝えていることなのですが、いざ周辺国で戦争が勃発し、
お前の国の国土を破壊するぞ、それが嫌ならわが国に協力しろ
という要求があった場合、
全国民が犠牲になってもそのような要求には応じない
とするのが永世中立国の役割なのです。
かのナチス・ドイツがスイスを攻撃し、ヨーロッパ戦略を有利に進めようとする計画がありましたが、ドイツ国防省の調査により、スイス攻略にあまりに多額の費用と人的損害が予想され、スイス侵攻を諦めたのは有名な話です。
これが中立国の責任としての常識です。
平和宣言をしている国には攻撃しちゃいけない
などというのは文字通り、平和ボケの考えです。第二次世界大戦時、ナチス・ドイツはスイス攻撃はしませんでしたが、オランダ、ベルギーは攻撃しました。同じく永世中立国であるにもかかわらずです。
国際法違反をする悪い国は軍国主義の日本だけ
というのは日本の国際病患者の間でしか通用しない「常識」です。
永世中立国というのは、
中立性を破ろうとする国には徹底抗戦
が常識であり、
他国の軍事侵略を排除できるだけの軍事力保有が当然
というわけです。
非武装などというのは、いってしまえば
武装解除
であって、
他国に軍事を委ねる
ということになるわけです。
ですので、武装解除して「わが国は平和国家だ」などと喜んでいるのはマヌケとしか言いようがありません。
・中立を守るために軍事力を強化するのか
・他国に国防を委ねるのか
国際病患者はせめてどちらが正しいかを判断していただきたいものです。