東北線(宇都宮線)[矢板]-[野崎]間より205系600番台による4+4の8両編成です。
1533MはY9編成+Y4編成でした。
2013年8月24日、宇都宮線黒磯口に205系600番台がデビュー!
これまで輸送の主力を担ってきた211系の大半を置き換え、運用を開始しました。
日光線に205系が投入されてから約5ヶ月あまり。
車両を日光線と共通に運用するため、211系を完全に置き換えるには至りませんが、
これからはこの顔が東北線を走る・・・のですねw
デビュー初日、早朝から沿線に出向き撮影です。
動画はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=FTj2hyvnTZU
宇都宮線[片岡]-[矢板]間より、
宇都宮駅始発の黒磯行き1523Mが稲穂が実る田園地帯を駆け抜けて行きます。
自宅を早朝の4時過ぎに出発、小一時間ほど車を走らせこの区間に到着です。
205系600番台としては、
営業運用として初めての4+4=8両の走行になるのでしょうか。
日光線で馴染みつつある音を残して黒磯へ向かって行きます。
朝にはE231系の基本編成も黒磯まで往復しています。
下りの1525M、この日の編成はU-587編成でした。
上りの宇都宮行き(1524M)として初運用に就くのはY5編成でした。
前日夜のうちに黒磯へ送り込まれたのでしょうね。
[矢板]-[野崎]間の箒川(ほうきがわ)橋梁を渡る205系600番台の8両編成です。
1526Mとして宇都宮駅に7:23に到着する列車となります。
平日の朝ラッシュを支える重要な列車ですが、10両→8両への減車の影響は大きそう…ですね。
1529Mは宇都宮駅より折り返してきた205系600番台のY5編成。
1531Mは211系のA30編成でした。
205系600番台の幕は行先の駅名表示が基本のようですが、
「普通」幕や「宇都宮線」幕での走行も見てみたい所ですね。
一方で211系での「東北線」表示を見かける機会は、尚更減りそうです。
また、205系600番台には「東北線」表示の幕は無いため、
211系が完全に撤退してしまうと「東北線」幕の歴史も終わってしまうのかもですね。
貨物列車や北斗星を撮影しつつ1533Mを待ちトップ画を撮影です。
8051レはEF65 2036が牽引でした。
この2036号機(元1036)は現役のPF型としてはもっとも番号が若く、
製造は昭和45年(1970年)と車齢は40才を超えるという古参機。
新製時には宇都宮運転所に配置され活躍したそうで、宇都宮や東北線に縁のある機関車なのですね。
トンネルを抜けた107系100番台が黒磯に向け力走します。
両毛線から直通して黒磯に向かう425Mです。
動画を編集し走行する列車をまとめてみると、
107系の走行音はやはり際立ってますねw
そういえば100番台って「東北線」幕ってありましたっけ?
205系600番台のトップナンバーであるY1編成も運用に就き黒磯へ向かいます。
1534Mは黒磯行きの始発から走行していた4+4の8両運用。
宇都宮に到着した後に併結が解かれ、それぞれ別の運用に就くそうです。
211系と205系、通勤型と近郊型という違いはあるものの、
共に国鉄時代の鋼鉄車を置き換えるための新世代車両としてデビューし活躍してきました。
しかしながら…この様な形で置き換えるとは何とも不思議な感じです。
宇都宮駅にはE233系、E231系、211系、205系600番台が共に活躍し、
両毛線から直通してくる107系100番台や115系も顔を見せますのでバラエティ豊かですねw
211系が活躍する機会が減ったのは残念ですが、
烏山線のキハ40と来春デビュー予定のEV-E301系の動向も含め、
これからの宇都宮以北、黒磯方面が面白くなりそうです。
でも…211系からの10両→8両、5両→4両への減車は、
朝ラッシュへの影響は多大…ですよね(^^;
日光線に205系600番台が導入された際には、
最も混雑する上りの826Mが6両→4両になりましたので混雑が酷くなった反面、
一本早い上り824Mは2両→4両と実質増車、
鹿沼へのシャトル便(現827M・828M)が増発されるという措置がありましたので。
ダイヤの変更や車両の増車等の措置は今のところ無いようですが…・。
利用客からの評価や反応は、
通勤需要が高まる平日、月曜日以降が本番ですね。