先日、サントリー美術館で開催している
「 伊万里 」
ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器
に行ってきました。
最近、東京近郊にある美術館に行ってますが、
どこも都会の中にあるにも関わらず、
緑を多く残し、門をくぐると別世界に入り込んだ感じがするところばかり。
それが美術館に来る楽しみでもあるといつも感じる。
でも、ここのサントリー美術館は六本木のビルの中にあるので、そんな感じはない。
(まーこの東京ミッドタウンのビルに入るだけでも普通ではない雰囲気は感じますが)
そんなビルの中のSHOPが並ぶ一角に入口があります。
展示は1650年頃~1750年頃のヨーロッパへ輸出した有田焼です。
染付から始まり、柿右衛門様式、金襴手などなど、
見事な磁器が一堂に見れます。
その中でちょっと面白いなと思ったのは、
柿右衛門様式の「相撲の人形」(このページの中くらい)の使い道です。
この人形は、イギリスの宮殿で内で使っていたようで、
なんと!ドアのストッパーだそうです!
こんなものを使うのかって感じですよね!?
輸出当初はヨーロッパの注文で作っていたようですから、
もしかして「ドアのストッパーに使いたいから、相撲の人形を作ってくれ」
と、言われたとも考えられる。
なんて事はないと思いますが(笑)
こんな変な想像しながら展示を見ていました。
意外と変な想像をしながら見るとしっかり覚えられて良いです(笑)
有田の磁器を堪能して、近くの「博多うどん・よかよか」でお昼を食べて帰りました。
出汁が効いていて汁は美味しかったのですが、麺がちょっとゆるい感じ。。。
この展覧会は3月16日までやってます。
素晴らしい有田の磁器が見れますので、
気になった方はぜひ行ってみください。