鹿児島の工芸 Part3 | にっこう生活館二代目のブログ

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どうぞ宜しくお願い致します。


引き続き、鹿児島での話。

薩摩切子の他に鹿児島の工芸品と言ったら薩摩焼です。

中でも一番有名なのが「沈 寿官」ではないでしょうか。

前々から行きたいと思っていました。

念願の初訪問アップ

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歴史ある窯元だけあって、
凄い佇まいです!

入口だと思って入ったところが裏口であった事が後から判明f^_^;)

裏口入るとすぐ工房があって、
職人さん達が絵付けをしていました。
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若い方々が黙々と絵付けをしていました。
白薩摩は緻密な絵付けが多いので、
気が抜けないんでしょうね。

真剣に見入っちゃいました!

工房をすぎると
右手下に登り窯とギャラリーがあります。

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下を見ると、
辺りは陶片だらけ!!
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凄い数です!!
でも、窯元らしい感じがして、
とても良いなニコニコ

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当代の作品を展示しているギャラリー。

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中には素晴らしい作品がたくさんあります。
以前に当代の個展の際に見かけたお人形が素晴らしく良く、またここでお目にかかれると思っていたのですが、お人形はほとんどなかったしょぼん

ちなみに、お人形はこんな感じのです。


そして、当代のギャラリーを出て、
少し下ると、窯作品のギャラリーと資料館があります。



まず、窯作品のギャラリーを覗く事に。
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ぐるりと見たあとに、
お店の方が「お茶でもどうぞ」とお茶を淹れてくれました!
外は35度!とても暑く喉が渇くと思っていところだったので、
とても嬉しい心配りでした。
ありがとうございます^_^

窯作品は意外とお安く、使えそうな器が多かった!


そして、隣の資料館へ
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ここには、歴代の作品などが展示されています。
中でも、十二代の作品が多く、
透かしや彫の技法はとくに素晴らしいです
とても見応えがある窯元です。
じっくり見て回りました^_^



そして、薩摩焼はもう一軒行ったのですが、写真を一枚も取らなかったのでお名前だけでも。。
指宿にある窯元「秋月窯」です。

白薩摩を焼く窯元、鹿児島の中でも白薩摩を焼く窯元は何軒もないそうです。
白薩摩は釉薬に見れる細かな貫入がとても綺麗です。
ただ、今では貫入を入れないで焼く方法も出てきて、新しく生まれ変わってきているようです。


そんなこんなで鹿児島で見て来た工芸品は以上です。

工芸品を観て回る旅は本当に楽しいです^_^