高校時代は学食をよく利用しました。
食券制でカレーライスが250円、大盛りが50円増しでした。

いつの間にか大盛り二枚買えば特盛みたいな制度が出来ました。
食べ盛りの高校生はこぞって特盛を食べました。

しかしあまりにも特盛が多過ぎて原価率を圧迫したらしく、見る見るうちに特盛、大盛の量が減っていきました。

我々生徒も考えに考え、ついに決起しました。
あまりに理不尽過ぎる学食の対応に業を煮やしたのです。

その日からみんなカレーライスの食券を二枚出し、口を揃えてこう言いました。
『ファイヤ盛りね!』

みんながみんな『ファイヤ盛り』って言いたいだけでした。
そしていつの日か、いやすぐに気付いたのです!

カレーライス二つの方が量が多い!

こうして学生と学食のおばちゃんの仁義無き戦いは、おばちゃんの圧勝で幕を閉じたのでした。

そしてこのおびただしくどうでもよい話も幕を閉じます。

カ・レ・ー!カ・レ・ー!