今回の一時帰国中、珍しくも兄がわざわざ奈良に買いに行ってまで持たせてくれた物がありました。


それがこちら。


日本酒、三諸杉。


アルコールにそれほど強くない&お酒がめちゃ好きって方ではない兄ですが、最近日本酒が気になってきたらしい。


そんな兄が充分に楽しんで飲めるのがこのお酒だそうな。


12月30日の父の誕生日に実家にケーキを持って来た兄に、オーストラリアからのお土産を渡した私達。


ベジマイトやビーポレンの他に、お酒が苦手な義姉も飲めるようにと私達が大好きなマーガレットリバーのワイナリー、「Juniper Estate」のデザートワインを渡したのでした。


すると兄が、「日本酒は飲まないの?」ってバッグからこのお酒を取り出し、「オーストラリアに持って帰る?」って。


この日、たまたま奈良にこのお酒を買いに行っていたそうで、バッグに入っていたのでした。


日本酒は苦手なMJと、日本酒を知りたいものの何が美味しいのかわからない私は、貰って帰って飲んだものの好きで無かったらもったいないからと、お正月に飲んでみようってことにしました。


で、お正月にちょっと飲んでみたら。。。


めちゃ美味しかったえーん


これまでどの日本酒を飲んでも米特有の甘さと香りが苦手だったのですが、これはスッキリ爽やかで、例えるならば白ワインに近い感じ。


けどもちろん白ワインではない。


飲みやすく、止まらない。


日本酒嫌いなMJも止まらない。


滅多にお酒を口にしない母までもおちょこを持って来て、「美味しい〜!!!」って言ってた。


大人になってだいぶ経ってからも母がお酒を飲む姿を見たことがなかったので、「お母さんも日本酒美味しいって思うんや!?」って、内心ちょっと驚きましたポーン


子供の頃にお菓子を食べていたら、「お母さんにもちょっと残しといて」って言われて、「大人もお菓子食べるんやポーン」って超驚いたことを思い出しました。


そして数日後、兄はまたこのお酒をオーストラリアに持って帰れるようにとわざわざ買ってきてくれたのでした。


さらにこんな物も持って来てくれた。


大きさ比較でレンズクリーナーを置いています。
グルメな義姉オススメの、阪急百貨店うめだ店とハウス食品とのコラボ商品「カレーパンノヒ」のカレーパン。


バーモントカレーとジャワカレーをひとつずつ。


どちらも美味しかったえーん


お店では長蛇の列ができる人気商品で、別の日にたまたま阪急百貨店に行った時にアホみたいに並んでるのを見て、既に人で激混みな梅田の街に疲れ切ってた私たちはあっさり買うのを諦めたのでした。


これに加え、「僕は和菓子はここのしか買わない」という「仙太郎」の桜もちも。


私は桜もちやおはぎが苦手なのですが、大人になって初めて食べた仙太郎の桜もちは、普通に美味しかったです。


米つぶがどうしてもお菓子として認識しづらいのと、巻かれている葉の香りが苦手な私ですが、その繊細な味と舌触りで「嫌い」という感情がなくなりました。


けどできれば次はここの最中を食べてみたい。


実はこの日、コミュニケーションが足りない兄夫婦ならではなのですが、別行動をしていた義姉が喜八洲総本店のみたらし団子も持って来てくれていました。


ちなみに義姉も「みたらし団子は喜八洲総本店のしか食べない」ってこだわりがあるそうな。。。


たしかにここのみたらしは美味しい。


でもこの日はみんなで焼肉食べ放題に行ったところ。。。


焼肉で満腹なところに桜もちとみたらし両方は厳しい滝汗


仕方がないのでみたらしは冷蔵庫に入れて翌日食べることになったのでした。


そして食べ物ではないけどこんな物も貰った。
眼鏡型ルーペ。


老眼が進んでヤバいと言ってた私に、老眼鏡を買うのを拒み続けているという兄が、本屋さんで売ってる眼鏡型ルーペが安くて良いと勧めてくれていたのですが、なぜか本屋さんで見つけられなかった私汗


そこで自分が使っていた物を譲ってくれたのでした。


今このルーペをかけてこのブログを書いています。


めっちゃ楽。


兄とは高校生の時に喧嘩をして以来ほとんど話さなくなり、私は自分がゲイであることがバレたくなかったこともあり、その状況を良しとして来ていました。


けど父の病状が深刻な状態となり、否応無しに大人としてしっかりと話さないといられない状況に。


同時に実家にも頻繁に顔を出すようになった兄は、「家族感」とでも言うのだろうか、両親との関わり方も随分と変わった。


前回の緊急帰国ではその発言からMJのことも家族として考えてくれていることがわかったし(カムアウトはしてないのに)、今回の一時帰国で兄の好きな物を分かち合うことができたのは、私にとって大きな収穫だったと思う。


まだまだコミュニケーションは超少ないけれど、少しずつ知り合っていければ良いな。