昨夜は義母とMJと共にライブに行ってきました。
パフォーマーは「Zimmer Apprentices」というバンド。
このバンドのメンバーでリードギターのMが、義父母の親友のひとりなのです。
ということなので、このバンドは全員60歳前後のオジさんグループ。
で、Zimmerとはこれのこと。
Apprenticesは「見習い」って意味なのですが、まぁ「歩行器使用予備軍ぐらい歳とってるけど、実際使わないといけないぐらいには老けてないよ」ぐらいの意味らしい
会場に来てたお客はほぼほぼ全てメンバーの家族や親戚達だったのですが、予想以上に人が集まったので、会場は通常置いてあるテーブルを片付けて、急遽何列にも椅子が並べられていました。
実はこのバンド、3年ほど前にファーストアルバムを出したそうです。
親戚に配る安いクリスマスプレゼントとして
けどこの冗談みたいに作ったアルバムがきっかけで、ABCラジオに出演することになった彼ら。(曲は全て自作で真面目です)
なぜだかそのアルバムの1曲を繰り返しラジオ番組で流してくれたとあるラジオパーソナリティーがいたのです。
で、ついにそのラジオ番組に出演をオファーされたZimmer Apprentices。
番組の中で曲をライブで演奏して欲しいと言われ、てっきりその繰り返し流してくれてた曲かと思いきや、直前ので打ち合わせで
「別の曲もあるよね?」
と言われたリーダーD。
固まる
だって、他の曲は何年もほとんど練習してなかったから
急遽冷や汗をかきながらも打ち合わせ後、メンバーでどの曲にするか考えるも、
メンバーP「◯◯(曲名)なんてどうだろう?」
メンバーM「そんな曲あったっけ?」
メンバーD「じゃ◯◯は?Tが作ったやつ。歌詞覚えてる?」
メンバーT「それ作ったの俺じゃないよ」
メンバーR「あ!それもしかしたらレコーディングの時にiCloudに入れたかも!」
てな感じで大慌てで曲を選び、自分達の曲をパソコンで聴きながら歌詞を拾ってなんとか10分ほど練習したメンバー達
キーボード担当のDは机をキーボードに見立てて練習したと言う。。。
で、ついにラジオ番組が始まったと思ったら。。。
打ち合わせではトークの後におなじみの方の曲を演奏し、さらにまたトーク、そして急遽練習した別の曲って流れと聞いていたのですが。。。
最初のトークの前にいきなりその別の曲を演奏するように振られたんだそうです
60前後のおっさん達6人は、焦りに焦りながらもなんとかやりきったらしい。
昨夜はトークも面白く、歌もなかなか良かった歩行器予備軍達でした。
しかし、還暦オッサンバンドは見てる側もなかなかの年齢なので、1時間45分のステージは結構キツいものがあったようです。。。