義理叔母スーは、人が良いのに何かと騒動を巻き起こす&巻き込まれる人物。


ある時は、ベビーカーを担いで階段を下りようとしていた女性に手助けを申し出たところ断られ、断られたにも関わらず手助けを敢行し、子供が転げ落ちた。。。(幸い子供は擦り傷ひとつなかった)


ある時は、初めて娘が彼氏を家に連れて来た時、駐車してた彼氏の車に追突した。。。


またある時は、見ず知らずの盲目のおじいさんの歩行サポートをしていると、段々とおじいさんの機嫌が悪くなり、怒鳴られ始めた。。。


まだまだ義理叔母スーの騒動や笑い話はたくさんある。。。


そんな義理叔母スー、先日のネパール大地震の際、まさにカトマンズのホテルにいました。


義理叔父ジェフ(MJの叔父さん)と二人でトレッキングをするためにネパールを訪れ、カトマンズに入っていたのでした。


トレッキングを終え、10日ぶりのシャワーを浴びてスッキリした二人は、コーヒーでも飲みに行こうかしら?的な感じだったらしい。


そこに、大地震が発生。


服は着ていたもののまだ靴履いていなかったので、裸足のままホテルから逃げた二人。


そのまま丸一日ホテルの駐車場にいたそうです。


ホテルの人達が食べ物やブランケットなどを用意してくれて、オーストラリア大使館や家族に連絡をするのも助けてくれたそうで、義母のところにもすぐに無事を報せる電話がきました。


その後無事にオーストラリアに帰国したスーとジェフ、明日の新聞(ネットでは今日配信)に載ったそうです。


「無事に帰国したPerthの人」


ってことでインタビューを受けました。


「走れ!!!」


と叫ぶジェフについてホテルから逃げたスー。


「私たち、ただ生きる為に走ったわ。」


とインタビューに答えてました。


ネパール到着時はスーのスーツケースだけ紛失してて、シューズから何からトレッキングに必要なものは全て中に入れていたため、焦りまくったスー。


なんとか翌日スーツケースが見つかり、予定通りトレッキングを満喫し、ゆっくりしようと思ったところに大地震。


何かといろんなことが起こる人だけど、二人とも無事で連絡もすぐにつき、地震の二日後にはオーストラリアに帰って来れたのは、現地の人達の尽力のおかげであるとともに、スーの「何かしら持ってるもの」も手伝ったんではないかと思ってしまう。。。


とにかく無事で良かった。


私も阪神大震災の被災者のひとりなので、その時の恐怖は想像できる。


靴の大切さも。。。


被害に遭われて亡くなられた方々の御冥福をお祈り致します。