0407☀
思い出のマーニー 転地療養のためロンドンの養父母のもとから海辺の町にやってきた孤独な少女アンナ。アンナは心を閉ざしている。人と関わると傷つくかもしれないから、人の中に入り込みたくないし、自分の中に入り込まれたくもないと思っている。
ある夜 ボートでしめっち屋敷に向かい、不思議な少女マーニーと出会う。秘密の友達マーニーとの日々がはじまる。マーニーとは不思議と心が開け、心の奥にしまっておいた思いも吐露できた。それは自分を置いて死んでしまった母と祖母への思い。祖母が嫌いだと打ち明けた。他者とつながることで自分自身ともつながることができた。自分で自分がみえた。また、自分とつながることで、他人との関係をもつこともできはじめた。
アンナははじめマーニーを羨望のまなざしでみていたが、必ずしも恵まれてはいないと知り、同情へと変わっていった。自分の不幸が相対化でき、不幸な私という気持ちが変化、成長した。
風車小屋でおびえるマーニーを発見する。いつしか眠りにつき、目が覚めると、マーニーはいとこに連れられてアンナを置いていってしまった。アンナは裏切られ傷つく。(母と祖母に置いていかれた心の傷をもう一度体験することでえぐられた)
雨の中、しめっち屋敷に向かう。マーニーは屋敷の中から叫ぶ。置いていくつもりはなかった。ゆるしてと声が聞こえた。激しく苦い恨みは消え去り、マーニーを許すことができた。
アンナは心の傷を克服した。マイナスの体験からプラスに成長した。
マーニーはアンナの祖母だった。
分断の10s グローバル化が加速する中、過酷さを増す競争社会。資本主義のルールから逃れたつながりがほしい。それは生産性や効率に還元できない代替不可能な家族というつながり。
反グローバリズムの動き。世界の警察官、自由と民主主義の番人の否定。崇高な理想よりも現実的な利益を。トランプ大統領の誕生。両極へ 分断。(フェミニズムと反フェミニズム、同性婚と反同性婚、移民排斥、人種差別、Black Lives Matter)表層を美辞麗句で覆っても、みな共犯者。
石垣りん詩集 銀行で働きながら家族を養い、詩を書いた。詩を書くことで自分自身を探求し、知った。働いていると、人目を気にし、人の心をはかり、顔色をうかがう。本当の自分の言葉が欲しかった。石垣りん それでよい。個を取り戻すため詩を書いた。
分断また10s SNSを使った劇場型政治、ディープフェイクがもたらす混乱の世界。一方でリベラルはポリティカルコレクトネスを訴える。さらにそれに反感し、右翼化が進む…。
アプリ開発者は人々の時間と注意を奪うために心理の脆弱性を利用している。人々の欲望をあおり、利潤にかえ、むさぼり尽くそうとするハイパー資本主義。静かにあらがうには・・・、(パターソン：詩を書き、SNSで発信しない、美学的抵抗)
ヤマト王権 倭の五王の時代 鉄の生産、技術革新で勢力拡大。ただし、当時、鉄鉱石は採れず、朝鮮南部からの輸入に依存。そこが高句麗に攻められる。援軍に向かうも、機動力に優れた騎馬軍団の前に敗北。当時 馬はいなかった。宋に使者をおくる。鉄の甲冑の量産化や馬の生産もはじめる。→統一国家への道ができる。
○「イエス」が十二弟子を完成させました。
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0409🔥
エジプト悠久の王国 クフ王のピラミッドに、未発見の謎の空間が!?カフラー王のピラミッドにも!?
ツタンカーメンの黄金のマスクはもともとネフェルティティ(義理の母)のものだった!?
🦋東京裁判 GHQ 平和に対する罪として、A級戦犯起訴。東条英機 逮捕前 自殺を図るも、輸血により一命をとりとめる。46.5.3開廷 記録として撮影された。
🇩🇪ニュルンベルク裁判において戦争犯罪の概念と個人責任の原則が示され、それらが東京裁判でも踏襲された。
裁判において、国民ははじめて(各地で行われた残虐行為など)戦争の実態を知ることとなった。
松田洋祐 裁判中死去
東条英機 自衛のための戦争だと主張。
広田弘毅(外務大臣) 軍人ではなかったが、避けることができなかった責任を感じ、沈黙を貫く。
GHQ 日本復興には天皇が欠かせないとして、天皇に戦争責任が問われないように注意した。
48.11.12判決言い渡し。(生と死を分ける)
同12.23死刑執行
終身刑の者はのち恩赦される。
0410💧
フロイト『夢判断』 産業化したヨーロッパ 神経症の患者が増えた。フロイトはその治療の手がかりとして夢を用いた。夢を分析することで症状についての理解を深め、症状を改善することができるとした。
無意識の発見。それは、人間を脱中心化する一撃だった。(地動説や進化論のように人間を宗教から脱却させるものだった)無意識にはたらきかけることで自己改善ができると主張。
夢判断 顕在内容から出発して、その背後の潜在思考を見つける。
夢は無意識の願望充足である。無意識の願望(例：責任回避、自己弁護、復讐など)が夢の中で充足されたものとして表現される。
0411🌳
歴史探偵 日露戦争開戦まで 明治 皇室から民衆までロシアを理解し、友好関係を築こうとしていた。漁業や文化などでつながりが深まった。
大津事件(皇太子ニコライが斬りつけられる)明治天皇、見舞いに行き、関係が悪化しないように努めた。
日清戦争により遼東半島を手に入れる。しかし日本の大陸進出を好ましく思わないロシアは仏独とともに返還を求める(三国干渉)。それに対して国民は怒りの声が広がる。新聞に乗った「臥薪嘗胆」が流行語に。一方ロシアは三国干渉が敵意を高めるとは思っておらず、認識にずれがあった。
北清事変(満州を軍事占領)ロシアの清への進出本格化。
日本 日英同盟を結び対抗。無線機なと最先端の技術を提供してもらう。この同盟を圧力にロシアと協商を結ぼうと考えていた(政府は戦争を回避したかった)。ところが文書のやりとりにおいて、ロシア側の返事が遅かった。交渉を妥結する気はなかった。日本を過小評価して戦争をしかけてくるとは思っていなかった。
一度は満州にいる軍を撤兵する約束するも反故。大学教授らが開戦すべしの意見書を出し、開戦の気運が高まる。恐露病が流行語に。
1904開戦。
チコ
鳥が朝によく鳴くのは、声が通りやすいから。朝は昼間に比べると雑音が少なく、静かでもあり、また大気中の水蒸気量が減り(空気が冷えると水蒸気量は減る)、音は遠くに届きやすい。(水蒸気は音を吸収してしまうため少ない方が遠くまで届く)
パジャマはもともとインドやその周辺国の民族服のズボンだった。イギリス人がそれを持ち帰り、寝巻きとして使用し、広まった。
水あかはミネラルが固まったもの。水道水にはカルシウムやナトリウムなどのミネラルが含まれており、その水が鏡などに付着すると、水は蒸発しても、ミネラルはその場に残る。それが二酸化炭素と結びつき固まる。(炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム)
0412💰
🦋巨大事故
1912タイタニック号沈没事故 4区画が浸水しても沈まない設計(不沈船)だったが、氷山に衝突、6区画浸水し、沈没。(鋼鉄の板をリベット(鉄の鋲)で止めていたが、そのリベットがもろくなっていた可能性。)最新の無線電信が備えられていて遭難信号を出すことができた。近くを航行していたカルパチア号が救助に。ただ、救命ボートが少なく、被害拡大。
1937ヒンデンブルク号爆発事故 静電気の火花が水素に引火した。(ナチスの広告塔、アメリカ製のヘリウムが使えなかった。)
1953-54コメット号連続墜落事故 ジェットエンジン搭載、高高度で飛行可能。金属疲労→亀裂→空中分解。原因究明のため大規模な実験、水圧を変えながら機体はどれくらい耐えられるか検証。対策の一つとしてフェイルセーフ(故障を前提とした設計)が生み出された。
機体の問題は解決できても、人的ミスにより飛行機事故は続いた。(1977テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故、1985日航ジャンボ機墜落事故など)
1986チャレンジャー号爆発事故 補助ロケットの密閉用Oリングのゴムが低温により劣化すると指摘があったが、打ち上げを強行。
1986 チェルノブイリ原発事故 制御棒の構造的欠陥。2011福島原発事故(夢と安全のジレンマ)
0413🌎
