私の祖母は子供の頃に亡くなってぃたので、旦那さんと結婚してから初めて、近くにお祖母ちゃんのいる暮らしというのを味わえていました。

旦那さんの家はとっても長生き家系なので、旦那さんが幼少の頃はまだ父方母方、双方の曾祖父母がいたそうですが。

現在はグランパ(父方)もまだご健在で。私達は月一ペースで双方の彼等のところに遊びに行くようにしていましたが。

数ヶ月前頃から、グランマの調子がすぐれず、、


病名もハッキリしたそうです、、


日本で同じ病気があるのか、もしあっても、日本人には少ないのではないかと思える、カルキが原因の一つの病気なのですが。

そのカルキが体内のどこに入るかによっても病状が異なるそうで、旦那さんの曾お祖母ちゃんも同じ病気で亡くなったのですが、何と。。その病気のために20年、入院生活を送ってたそうです、、

曾お祖母ちゃん、お祖母ちゃんと、その病気になってしまったので、義母ポーラも、、次は自分?!と怯えてますが。。あせる


グランマの病状が酷くなったのは、30年以上同じアパートメント(グランマは6階建てのアパートメントを経営している)の隣の部屋に住んでいた義娘が、再婚する為に数ヶ月前に再婚相手の元に越して行ってからでした、、


30年以上隣に住んでいて、今まで色々面倒を見てくれてた義嫁が居なくなることから、不安や寂しさを覚え、そのショックから急激にホルモンが乱れ、病気を引き起こしてしまった可能性が高いそうです、、


義母ポーラの絶縁中のお姉さん(私達からすると叔母さま)は元産婦人科医で、彼女の旦那さんも元内科医なので、医者の経験や目から、色々な意見が聞けるのですが、、


グランマの病状を少しでも遅らせるには、とにかく常に誰かがコンタクトを取り、寂しい思いをさせない事でホルモンの増幅をいくらか抑えられるらしいので、今 ポーラは殆ど毎日グランマ宅に通っていて、自分たちが別荘に滞在する間は政府機関のサービスにお願いして、担当の方に毎日訪問してもらうようにしてるそうですが、、


寂しさや何かの大きなショックから、ホルモンが変化し、そこからボケなどの病気を引き起こす事に繋がる、という事もショックでした。


で、私達もグランマに頻繁にコンタクトを取って、まだ彼女の意識、キヲクがはっきりしてるうちに沢山訪問してあげよう!と、アポを取り付ける為に℡しますが、グランマから拒絶されてしまぃました。

意識がはっきりしててそうしてるのか、分かりません。

私達は少しでも彼女の病状を遅らせる為にと、考えているのですが。

来週、来週と延ばされてしまうので、ちょっぴりジレンマです。。


旦那さんと結婚する前は、義母ポーラとグランマの確執、絶縁劇場など、親族内の色々な話を聞かされていましたが、ポーラと仲がしっくりいってなかろうとどうだろぅと、私にとっては彼女はくつ小さくてとっても可愛いお祖母ちゃん帽子でした。


お祖母ちゃんがそばにいる暮らしを初めて経験できて、それなりに満足していたのですが、こういう事になってしまい、何とも残念です、、


けど、唯一の救いは、今はまだ完全に意識がないワケではなく、会話もフツウにできるし(まともな反応が返ってこない事も、、)、お散歩やお買い物にも出てるし、フツウの人と変わらない暮らしをしてる事です。


彼女のキヲク、意識がまだハッキリしてるうちに、少しでも何かできる事がしたいです、、


私自身、10代中盤で一緒に暮らしていた祖父を痴呆症のような病気で亡くしています。

それはある日突然やってきて、話していても、全く別の話が返って来る、、目の前にいるのに、そこに存在してないような。。以前の祖父ではなくなってしまっていた、当時受けたショックと悲しみ。。


もっと沢山話を聞いてあげれば良かった、

もっと一緒にお散歩に行ってあげれば良かった、


そう後悔しても、始まってしまったその病気は二度と良くなる事はありませんでした、、


今またここで、日々少しずつキヲクや意識が薄れ始めているグランマを前に、何かできるのか、、

どうする事が彼女にとって一番良い事か分かりませんが、、

とにかく頻繁にアポを取って、訪問して、お喋りして、、少しでも彼女の寂しさが紛れて、、キヲクがはっきりしてる状態が続けばいぃのですが、、

人はいつか亡くなります。。

亡くなる前に、一時は絶縁劇場だった実娘のポーラと、また親子関係が回復した事は、絶縁したまま天国に行く事になるより、

気がかりが減りますよね、、


それに彼女は曾孫(レオン)を抱っこし、一緒に遊ぶこともできました。

80過ぎてもアパートメントを経営していて、お手伝いさんもいる、優雅な生活を送っていました。

温厚な人柄だったので、訪問する親族も絶えませんでした。


数年前、亡くなられたグランパの元に行く準備期間に入ったのかもしれません、、


悲しい事ですが、私達はまだこれからも、自分たちのできる事をしていくつもりです。