今日の記事です。
リンクはいずれ切れてしまうので貼り付けます!
長いので途中端折りつつ・・・

他のガンに比べたら、罹患数も死亡数もこのワクチンで確実に減る頸がん。


ワクチンの接種率は気にしてたけど、大量廃棄には気付きませんでした。


そんなー
確かに、都度輸入とかやらないだろうからありえる話。

てか、国産で作ったらいいのに。
コロナワクチン作るなら。




なんにせよ日本の技術と信頼度は世界でもトップクラス。
工業生産事業は頭打ちになりつつあるならワクチン事業に力入れることにシフトすれば良いのに。


でもやっぱり厚労省がネックなのかな・・・


と、なんも分かってないど素人の私が言うのもなんですけどね。



ワクチンで、自分の大切な人を失う機会が少しでも減りますように。

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「HPVワクチン」大量廃棄…世界から批判を浴びる日本の実情
9/16(木) 11:31 Yahoo!ニュース 99
(※画像はイメージです/PIXTA)
ヒトパピローマウイルスが原因とされる子宮頸がん。年間3,000人の女性が命を落とすも、予防効果があるとされる「HPVワクチン」の接種率は1%未満。新型コロナウイルスのワクチン接種は先行する欧米に追い付きそうな状況ですが、「HPVワクチン」の接種に関しては世界から大きく後れを取っています。その先に待ち受ける未来とは。

年間3,000人あまりの女性が「子宮頸がん」で死亡

子宮がんは、子宮体部にできる「子宮体がん」と、子宮頸部にできる「子宮頸がん」に分類されます。「国立がん研究センターがん情報サービス」によると、子宮頸がんと診断される数は10,978例(2018年)、死亡者数は2,921人(2019年)、5年相対生存率は76.5%(2009~2011年)となっています。

女性の部位別がん罹患数を見てみると、最も多いのは「乳房」で9万3858人。以下「大腸」「結腸」「肺」「胃」と続き、「子宮頚部」は15番目です。



【女性の「部位別がん罹患数」ワースト10】

1位 乳房(9万3858人)

2位 大腸(6万5840人)

3位 結腸(4万7309人)
―――――

15位 子宮頸部(1万0978人)

出所:「国立がん研究センターがん情報サービス」

※データは2018年

女性の部位別がん死亡数を見てみると、最も多いのは「大腸」で2万4004人。以下「肺」「膵臓」「結腸」「胃」と続き、「子宮頚部」は15番目です。



【女性の「部位別がん死亡数」ワースト10】

1位 大腸(2万4004人)

2位 肺(2万2056人)

3位 膵臓(1万8232人)
――――― 

15位 子宮頸部(2921人)

出所:「国立がん研究センターがん情報サービス」

※データは2019年

また2015年から2039年の将来推計を見ていくと、罹患数も死亡者数も年を追うごとに増加。2040年を前に、1万8020人が罹患し、3620人が死亡するとされています。年齢別にみると、「15~44歳」については罹患数は2020年代に多くなるものの、対象人口が減少することから、2015年と2040年前では同水準。また死亡数は2015年410人から2040年前には260人と大きく減少します。一方高齢層では対象人口が増えることから、罹患数、死亡者数ともに増加。結果として、「子宮頸がん」全体として、増加傾向にあると推測されています。



【女性の「子宮頸がん」経年推計】

2015~2019年 1万3010人/2880人

2020~2024年 1万4760人/3130人

2025~2029年 1万6200人/3320人

2030~2034年 1万7160人/3490人

2035~2039年 1万8020人/3620人

出所:「国立がん研究センターがん情報サービス」

※数値左:罹患数、右:死亡数

しかし若年層で死亡数は減少する……そんな推測は、大きく崩れてしまうかもしれません。

積極的接種の中止の影で「大量のワクチン」を廃棄

子宮頸がんの原因として、ヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papillomavirus)の感染が関連していることは明らかになっています。HPVは性交渉で感染することが知られ、多くの場合、感染しても免疫によって排除されますが、感染が続くと、一部、子宮頸がんが発生すると考えらえているのです。

子宮頸がんの発生と関連が深い一部のHPV感染はワクチンにより予防できるとされ、初めて性交渉を行う前の接種が望ましいことから、9歳から接種が可能です。

日本では、2010年度から公費助成が開始され、2013年には予防接種法に基づき定期接種化されました。しかしワクチン接種後に甚大な副反応に見舞われたケースが大々的に報じられるとと、国は「接種の積極的勧奨の中止」の方向に舵を切ります(一方で現在、厚生労働省はHPで『「多様な症状」の報告を受け、様々な調査研究が行われていますが、「ワクチン接種との因果関係がある」という証明はされていません』とコメントしています)。

公費助成当時の接種対象だった1994~1999年生まれの女子は接種率70%程度にまでなっていましたが、2000年以降生まれの女子は1%未満という状況になっています。

そしてこのような状況に対し、2030年までに子宮頸がん根絶を目指すWHOは、本来ワクチンで予防できる子宮頸がんのリスクにさらされている日本を厳しく批判しています。

また積極的ワクチン接種の中止から8年あまり、「HPVワクチンが大量に廃棄され続けていたことが報告されると、4種のHPV感染を防ぐ4価ワクチン「ガーダシル」のメーカーMSDは、「今後、日本を優先し確保したワクチンを廃棄しなくてはならないリスクがある」と異例のコメントを発表しました。MSDが製造販売する「ガーダシル」は、肛門がん、中咽頭がん、陰茎がんなどにも効果があるとして100以上の国と地域で男性接種が承認され、世界的に需要が逼迫しています。

田村憲久厚生労働大臣は勧奨再開に向けて検討すると表明したものの、コロナ対策が優先事項であり、HPVワクチンについては後回しという姿勢。日本は「HPVワクチン」を欲しても手にすることができない……そんな危機に見舞われているのです。

GGO編集部