米スワンプ界の重要作品 RON DAVIES のデヴュー・アルバム「SILENT SONG THROUGH THE LAND」
まずはこのジャケットを見て下さい。どうです?スワンプ最強のゲキ渋俺ジャケ…。そう、ジャケットがもう既に何かを語りかけてきます。そして、1曲目「IT AIN'T EASY」は、レオン・ラッセルも参加し、スリー・ドッグ・ナイトが取り上げた事でも知られる名曲ですが、他にも多くのミュージシャンに取り上げられた彼の代表作。また、この曲以外にも彼の作品は多くの人が取り上げており、主だったところでは、マリア・マルダー、ヘレン・レディ、メリー・クレイトン、ドビー・グレイ、ジョー・コッカー、ジェリー・ジェフ・ウォーカー、二ッティ・グリッティ・バンド、トンプソン・ブラザーズ・バンドといったところ。そんな彼は、まさにソングライターズ・ソングライター。
RON DAVIES / SILENT SONG THROUGH THE LAND

2. WHAT LIFE MUST BE LIKE FOR SOME
3. CHANGE
4. THE CLOWN
5. SILENT SONG THROUGH THE LAND
7. OPEN ROAD, THE OPEN SKY
この作品には、メリー・クレイトン、クラウディ・キング、ヴァネッタ・フィールズといったゴスペルコーラス隊が参加しています。スワンプ・ファンならもうそれだけで盛り上がってしまいそうですが、全体的には男の哀愁といったものをアコースティック・サウンドに乗せ朗々と歌い上げており、ゴスペル色の濃いノリの良いL.A.スワンプ的サウンドはここではまだ少な目。それはむしろ次作「U.F.O」に引き継がれ、その度合いを増していきます。いずれにしても、3作目まで、RON DAVIES の作品にはハズレがありません。また、彼の声はかなり特徴的で、トッポ・ジージョなんて形容されることも…。(笑)
因みにこの人のアルバムはなかなか入手が難しく、レア盤のフェアに朝早くから並んでやっと手にいれたという思い出があります。ですが、その音楽性はそんな苦労も報われる内容ですから、機会がありましたらまずは名刺代わりの1stアルバムから是非…。