Rのつく月は牡蠣が食べごろと昔から言われる。要するにSeptemberからAprilまでなら安心して牡蠣を食べて良いらしい。牡蠣は冬のイメージ、牡蠣には亜鉛が豊富に含まれているから冬場の風邪予防にも最適だ。昔から母の作る牡蠣フライが大好きで、今では自分で揚げる事はなくても冬場はお惣菜として牡蠣フライを良く買う。1週間に1ぺんは食卓に上る。
20代に会社勤めをしていた頃は生牡蠣を良く食べた。ただし温まった生牡蠣は食べない方が無難である。牡蠣の中のノロウイルスやサルモネラ菌が繁殖して食中毒を招く恐れがあるのだ。思い返せば25歳ぐらいの頃、部署の忘年会で掘りごたつのある居酒屋にて、出されてから3時間ぐらい経った後の、こたつの上の生牡蠣が1つだけ残っていたのを、専務が「遠慮せず食べろ」と勧めてくれて、ご厚意にペロッと食したところ、1時間後には地下鉄の駅のトイレから出られないぐらいの腹痛と吐き気と下〇で、結局駅員に救急車を呼んでもらって搬送された経験がある。一晩検査入院しサルモネラ菌が検出、翌朝の出勤は病院から。思いっきり遅刻、専務と顔を合わせるのがきまり悪かった記憶がある。まさかの大当たり、専務の懇意にしていた居酒屋から食中毒を出すとは、あの当時はまさか訴える事も考えず、当たった方が悪いような気がしてしまった。
それ以来生牡蠣が恐ろしくて食べていなかったのだが、先日オイスターバーに久しぶりに行ってその美味しそうな牡蠣の姿に、自身に課してきた30年の生オイスターBANをとうとう解禁し、つい3つも生牡蠣を食してしまった。濃厚で潮の匂いのする懐かしい味わい。追加で牡蠣フライも食べたが、いや~生牡蠣の方が断然旨い。オイスターバーは牡蠣の衛生管理がきちんとされていて、冷蔵設備や海水浄化処理は勿論のこと、スタッフさん達も検査管理されているところが殆どだ。それでも体調が悪い時は気を付けるに越した事はないが。今回は幸いにして当たらなかった。
ちょっと牡蠣には気の毒だが、殻を開けたばかりでサーブされる牡蠣は生きている。心臓が動いているのも見える場合があるらしい!本当に命を頂くのだと思う。これは今回食べた後、調べて分かった事だ。生きたまま食べられてしまうなんて、牡蠣に痛みはないのだろうか。最近の研究ではロブスターやカニなども、生きたままゆでられる時にもしかしたら痛みを感じているかもしれないなどという意見がある。なぜエビや貝は生きたまま茹でられるの?痛みや苦痛は感じないのか? | 知力空間
