新聞小説、相次ぎ映画化 -原作- | にっけいしんぶん新聞

新聞小説、相次ぎ映画化 -原作-

社会性と話題性 銀幕席巻!? -夕20面-

日本経済新聞朝刊で小説「愛の流刑地」の連載が始まったのは2004年11月。かつて人気だった50代の作家と30代の人妻の愛を描いた。激しい性描写が話題を呼び、中高年の男性を中心に「アイルケ」の愛称で親しまれた。
連載開始直後から映画各社が映画化の検討をはじめ、東宝が映画化権を取得したのは昨春。同社のプロデューサー、市川南は「物語の展開が見えていない不安はあったが、話題が熱いうちに、なるべく早く映画化として公開したかった」と振り返る。
その後、中盤でヒロインが死亡するという展開と、激しさを増す一方の性描写に市川は戸惑いつつ、監督の鶴橋康夫らスタッフを決定したという。連載が今年1月に終わるのを待ち、3月には脚本を完成。寺島しのぶ、豊川悦司らのキャストも順次決定した。大急ぎの製作で、来年1月13日の公開に間に合わせた。
「新聞小説は連載1回ごとに読者をひき付ける見せ場が盛り込まれ、映像化に向いている」と、市川は見る。映画では中年男性の悲哀より男女の恋愛へと比重をより強め、原作で冷徹に主人公を追い詰めた若い女性検事が自らの恋愛体験を振り返るなど、より広い層から共感を得られるよう工夫されている。


スルーしようかとも思ったのですが、なんか無視するのも悪いかななどとも思いましたので、やっぱり見てみましょう。
この記事ではこのほかに「魂萌え!」や「手紙」、「TANNKA」、「椿山課長の7日間」といった新聞小説を原作とする映画にも触れられているのですが、そのへんはざっくりカットです。
かわりに「愛の流刑地」について触れられているところをごっそり抜き出してきたのですが・・・

しかしまあ・・・

連載当時からお付き合いいただいている方にはお分かりかと思いますが・・・


この記事もやっぱり、突っ込みどころ満載。


あえて1ヶ所とりあげるとすると・・・


中盤でヒロインが死亡するという展開と、
激しさを増す一方の性描写に市川は戸惑いつつ・・・



中盤でヒロインが死亡したのに激しさを増した性描写って、やっぱり・・・


菊自慰のことですか!!??


いやあ、たしかに激しさを増していってたもんなあ。
判決の前なんか、56歳にして一晩で2回やり遂げてたし・・・

回数もさることながら、内容的にも激しかったよなあ・・・
夢うつつで天井から降りてきた冬香が手伝ってくれたり・・・
いつの間にか雪女のコスプレなんかさせたり・・・

いや、冬香が相手している間はよかったけど・・・


妄想で美人検事ハセキョーを犯っちまってたし。


そりゃ戸惑いますって、市川さんも。
いや実はいちばん戸惑ったのは役所さんだったのかもしれませんが。
連載が終わるのを待ってキャストを順次決定なんていっちゃってますけど。

そういや菊治はあのとき、「検事をしたければ、犯しちまって性の悦びを教え込んでからのほうが人のため、国のためになる」なんてとんでもないこと言ってましたが・・・

でもこの記事の見出し・・・


社会性と話題性 銀幕席巻!?


どんな社会性やねん!!

あ、だから「!?」がついてるのか・・・。


ところでこの記事には映画のワンシーンが紹介されていたのですが・・・


アイルケ


どこのシーンやねん!?

こんな綺麗なシーン、ありましたっけ!?

いやあ、意地になって「観るもんか」という方も多いかと思いますが、この映画、気になりますね。いろんな意味で。

あ、
むろん、記者は観にいくつもりですよ。
ここまできたら、観にいくしかありません。
観にいこうといいながら、ひとりうなずいて・・・

って記者、なんだか久しぶりに菊治がのり移ったようであります・・・。



あ、そうだ。
せっかくだから「アフィルケ」貼っときます。




渡辺 淳一
愛の流刑地〈上〉



渡辺 淳一
愛の流刑地〈下〉


クリスマスプレゼントにも、まだ間に合いますよ!

あ、誰ですか?
もらうならまだしも、あげるのはヤダとか言ってる人は・・・。




※映画の画像は日経新聞より。