1月22日 夕刊 米政府 銀行のファンド投資禁止 担当:T・B | 歩く日経新聞部隊

歩く日経新聞部隊

ブログの説明を入力します。

地球のみなさんこんばんは。

1月18日は、1月17日ではありませんよ、ザーボンさん。


さて、今日はマーケットが動きました!!!ちょっとびっくりしました(汗)せっかく日経平均がいい調子であがってたのですが、、、、さて記事に参ります。


<記事要約>

オバマ米大統領は21日、金融危機の再発防止に向けた新たな金融規制案を正式に発表。金融機関の規模や事業内容に一定の制限を設ける内容で、銀行にヘッジファンドの保有・出資などを禁止、大手金融機関の負債の規模に上限を設定する。業務拡大や、事業統合を促す金融自由化の方針転換につながる。規制の詳細は今後詰めるが、金融機関の融資抑制などを通じて米経済のダイナミズムそぐことになれば、回復途上にある世界経済にも影響が及びかねない。


【オバマ大統領が発表した新金融規制案】

◆預金を取り扱う商業銀行向け

①ヘッジファンド、未公開株をてがけるファンド(PEF)の所有、投資などを禁止

②自己勘定での高リスク商品の取引は、顧客の要請に基づくケースのみに制限


◆投資銀行などを含む金融機関全般向け

①大手金融機関の負債の市場シェアに制限。借入にたよった巨大化を抑制


<記事感想>

さてさて、残念ながら支持率低下が顕著なオバマ大統領が大きく動きました。そして株価も大きく動きました。さて、NYダウはどうなったか皆様想像してみましょう。







正解は、大幅下落でございます。なんと今年に入ってからの上昇分が、わずか二日で帳消しになってしましました。オバマ大統領の意図はもちろん前回の金融危機の反省に基づいたもの。「銀行がリスクをとるのを規制する」ところが骨子であります。しかしながら市場はそれを評価せず、今後の業績悪化懸念から、金融株を中心に売り注文が殺到したというわけであります。そして日本経済もそれに連動し、300円を超える下落となりました。



規制は確かに必要ですが、経済の成長のためにはリスクをとることも必要。このバランスが難しいですよね。ただ、一部には「国民の一部に迎合的」と批判する声もありました。金融機関の高給をよく思わない国民に迎合しているとの見方です。



若輩者で恐縮ですが、個人的には「禁止」はやりすぎなのでは、と感じます。せめて今後の指針を示し、暫定的にことを進めないと、銀行側にしてみれば変革の度合いが大きすぎです。国民へのインパクトが強い分、市場へのインパクトも大。今後の動向に目が離せません。