1/24朝刊 中国10社、12年に2100万台 担当:宮様 | 歩く日経新聞部隊

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中国10社、12年に2100万台

自動車生産能力

昨年比7割増 供給過剰の懸念


 中国で自動車の新工場建設計画が急増している。外資との合弁事業を展開する企業だけでなく、自主ブランドメーカーも生産を増強。上位10社で2009年に約1200万台だった生産能力は12年には7割増の約2100万台に達する見通し。09年の新車販売台数が08年比46%増の1364万台に達し世界最大となった中国市場でのシェア拡大が狙いだが、生産能力過剰に陥る恐れも出ている。

 中国最大手の上海汽車集団は12年の年産能力を09年比3割増の360万台まで引き上げる。同社は米ゼネラル・モーターズ(GM)、独フォルクスワーゲン(VW)と合弁事業を展開。減税などで農村での販売台数が急増した小型車を中心に生産能力を大幅に増やす。



[感想]

 前回、日経に「自動車や機械など製造業を中心に2010年3月期の決算で中国事業が「稼ぎ頭」となる企業が相次ぐ」という記事が載っていましたが、やはり中国市場は全世界どの企業も狙っているんですね。生産力過剰になるということはいくら中国が大きなマーケットといえども、競争に負けてしまえば期待する利益は生まれないってことですよね。特に日産自動車やコマツは、連結営業利益の4~5割を中国で稼ぎ、地域別でみた利益が先進国より上回るだけに今後の生産過剰の状態をどう乗り越えていくのでしょうか。

 最近、自動車産業に関連する記事が多いですね。個人的に興味があるのでいつも楽しみにしてます。ではでは~♪♪