アレルギー「3つの頑張っていること」というテーマでお話させていただきました | ワクワクと楽しいを詰め込もう!エクリュカラーアイシングクッキー教室nikkco:横浜

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アレっ子育児中の講師が教える、アレルギーに配慮した材料でつくるアイシングクッキーのお教室ブログです

 

●アレルギー「3つの頑張っていること」

というテーマでお話させていただきました

 

アレルギー特定原材料28品目不使用!

エクリュカラーアイシングクッキー教室

nikkco (にっこ) の伊藤美弥子です。

 

 

もう、ほぼ1ヶ月前。

 

 

ガールスカウトの団体様向けに

アイシングクッキーのワークショップを開催しました。

 

>>その時のレッスンレポです

 

image

 

 

このレッスンレポでも、

ちらっと書いているのですが。

 

ワークショップを始める前に、

アレルギーについてのお話を

10分ほどさせて頂くことになりました。

 

 

 

「アレルギーっこは可哀想!」

「アレルギーは大変!」

 

そんな印象を持って欲しくないな。

 

 

そんな思いがあって

前日まで話す内容に悩みました。

 

 

当日私が話した内容はこんな内容です。

(エピソードなど変更している部分もあります。)

 

 

 

 

 

テーマは「3つの頑張っていること」。

 

 

一つ目の頑張っていることは
アレルギーを持っている本人

 

 

「食べたいものを食べられず我慢している」
 
 
そんな印象をアレルギーっ子に
持っている方も多いかもしれません。
 
 
 
でも、実は、その症状によっては
アレルゲンのあるものを

 
たまごだったら○グラムという単位
うどんだったら○㎝という単位

 

ほんのちょっとずつ

家で食べていく治療をしている子もいます。
(自宅負荷試験と言います。)

 

 

 

今まで食べられなかったものを

食べているのだから

それを喜んで食べるかというと、

そういう場面ばかりではありません。

 

 

 

場合によっては、

毎日毎日同じものを

同じ調理法で食べるのです。

 

 

飽きますよね。

 

 

それに。

 

食べて具合が悪くなった記憶があるものを

喜んでは食べたくないですよね。

 

 

 

それでも、治すために頑張って

食べていたりするのです。

 

 

 

 

 

二つ目の頑張っていることは

アレルギーっ子を育てているパパやママ
 

 

 

一つ目の頑張りでお話ししたように

自宅でちょっとずつアレルゲンのあるものを

食べさせていくことがあります。

 

 

 

その準備も、まあまあ大変なのですが

 

体調や食べる量などによっては

アレルギー反応が出てしまう可能性があります。

 

 

また、「誤食」といって、

誤ってアレルゲンのあるものを

食べさせてしまうこともあります。

 

 

くしゃみひとつ

ちょっとお腹の具合が悪い

 

 

それだけで

 

 

あれ?

何かにアレルゲン入ってた?

 

と、心配した経験が私にもあります。

 


 

アナフィラキシーといって

重篤な症状が出ることもあります。

 

 

こどもの具合の悪くなっていく様子を見ることは

恐怖以外の何物でもありません。


 

そんな怖さと戦いながら

育児をしている人もいるのです。

 

 

 

 

3つ目の頑張りは、

アレルギーっ子の兄弟
 

 

 

我が家の場合

 

上はノンアレッ子

下はアレルギーっ子です。

 

 

食事はどうしてもアレルギーっ子に

合わせたものになってしまいます。

 

 

「これは○○入っているから

ちょっと買えないね」

 

と、アレルギーのない兄弟に

我慢をさせてしまうことも多々あります。

 

 

 

「私、我慢しているの!!」

「私、頑張っているの!!」

 

本人はそんな風に思ってはいないでしょう。

 

 

でも。

 

 

下の子が修学旅行に行っている時。

卵豆腐を買って夕飯に出しました。

 

 

卵豆腐自体、買うのは数年ぶり。

 

 

ずーっと前から

食べたい食べたいと

言っていたので

 

めちゃくちゃ喜んで

食べていました。

 

 

そういう喜びを我慢させちゃっているのかな

と、親としては心にぐっとくる部分でもあります。

 

 

 


「頑張っているんだな」

 

そんな風に思って頂けたら嬉しい
 

 

 

「アレルギーっこは可哀想」

「アレルギーは大変」

 

 

そんなイメージを持っている方も

いらっしゃるかもしれません。

 

 

でも、そうではなく。

 

「頑張っているんだな」

 

そんな風に思って頂けたら嬉しいです。