こんにちは!またまたインターン中のC.K.です
先日、元北海道日本ハムファイターズ監督で、現ドジャースのベンチコーチ(日本でいうヘッドコーチ)のトレイ.ヒルマン氏の講演会に行って参りました(´▽`)♪

というわけで、まずはドジャースNL西地区優勝おめでとうございますクラッカー
今年こそはリーグ優勝、そしてワールドシリーズ優勝を信じています!

さて、ヒルマンコーチと言えば、みなさんご存知「シンジラレナ~イ」で日本ハム監督時代にとても有名になりましたよねグッド!

講演会では、当時のチームの選手のことについてもいろいろとエピソードを語ってくれました目
例えば、まだ日本で監督をしていたころ、メディアに「ダルビッシュ有はどの程度の実力の投手なのか?」聞かれ、こう答えたそうです。

「彼は世界で5本の指に入るピッチャーだ」

当時まだダルビッシュ投手がそれほど注目されてなかったころですから、(ヒルマン氏曰く)メディアの方々はこの人の頭には日本刀が刺さっているのではないかという目で彼をみたそうです(((゜д゜;)))

日本刀って。。でもヒルマン氏の言った通り、ダルビッシュ投手は現在サイヤング賞も狙えるほど活躍してますよね!(^_^)v

その他にも目立ちたがり屋でもとっても優しい新庄選手や、抜群の打撃能力を持ち合わせている小笠原選手の話もご紹介いただき、テキサスの訛りを日本語で披露するなど、とってもユーモアとサービス精神にあふれていました(≧▽≦)
photo:01


そんなお茶目な彼ですが、来日してファイターズを優勝させるまでやはりとてもご苦労なさったそうです。チームは、北海道に移転する前はいまでは考えられないほど人気がなく、選手たちも良い状態とは言えず、他にも文化の違いや球場内外のトラブルなど。。

しかし、彼はめげず、「ここは私の国ではない。私は外国人で、ここを訪問しているに過ぎないのだ 」と自分に言い聞かせることで、西洋の考え方を押し付けるのではなくて、選手の話によく耳を傾けて日本の考え方というものを受け入れ、西洋の考え方も取り入れてもらい、それをミックスさせながらだんだんと前に進んでいきました。

そして彼は「愛」をとても大切にしていました。聖書の中の一節に「信仰、希望、愛、その中で最も優れているのは愛だ」とあるそうですが、選手の解雇を決断した時や二軍のコーチによる暴力騒動があった時、どんな大変な時も常に「愛」を持って接し、善処していったそうです。
photo:02


日ハムが北海道に移転して地元のファンにとても愛され、強いチームになっていったのは、監督の素晴しい努力の数々と、選手、コーチ、球団関係者、そしてファンへの愛こそが大きな要因だったのだなと思います。

彼は最後にこうおっしゃいました。
「どれだけお金を儲けても、どれだけの力を手に入れたとしても、どのような車を運転していたとしても、家がどれほど大きくても、どれだけの食糧をたくわえていても、ひとつだけは自分でコントロールできないことがあるんですよ。時間は一秒一秒過ぎていきます。それを取り戻すこともできなければ、いつかそれは、終わりが来るということです。何億円もの大きな契約を持っている選手がいたとしても、人生の契約は決まっているわけではないので、それをただしく取り扱わなければならないということです」
photo:03


本当に素晴らしい、そして興味深いお話の数々でした。すべて載せられないことが残念でなりません。

最後に、NL西地区優勝を果たしたドジャースのリーグ優勝、ワールドシリーズ制覇、並びにヒルマン氏のさらなるご活躍をお祈り致します。
Trey,Thank you so much for your great speech! I wish you and your team success in the post season!!

P.S. 私、C.K.ですが本日をもってインターン終了となります。私の拙い文章にお付き合いいただいた読者の皆様に心から感謝致します。本当にありがとうございました!