ドジャースと言えば、現在ナショナル・リーグ西地区首位で2位に大差をつけて独走体勢に入っており、大リーグで今一番ホットなチームとして注目されている。シーズン前に優勝候補と言われたドジャースは、5月から6月末のニヶ月間は、勝率.450前後で低迷していた。それが、6/22以降は、メジャー・リーグ1の打率、防御率、そして、ナ・リーグ1の得点を稼げるチームに変身した。6/3にデビューし好走守の活躍で新人王候補の筆頭と目されるキューバ出身で21才のプイグ外野手、WBC優勝に貢献したドミニカのラミレス遊撃手の復帰、2011年に続いてサイ・ヤング賞が期待される現在防御率1位のカーショウ投手らがチームを引っ張っている。久しぶりにロスアンゼルスがドジャースの話題で熱い。
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さて、その快進撃を支えるコーチの中でも、マティングリー監督の右腕となるベンチコーチ(日本でいうヘッドコーチ)を務めているのが写真のこの人である。お分かりだろうか。元日本ハム監督のトレイ・ヒルマン氏である。2006年、2007年とパリーグで連続優勝を果たし、その内一回は日本シリーズでも優勝した。優勝インタビューで放った、“シンジラレナーイ”はその年の流行語大賞の候補にも挙った。球団、選手、そしてファンからの信頼を集め、留任を懇願されるも、二人の子供の教育のために2008年にアメリカに戻った。その後、カンサスシティー・ロイヤルズの監督を経て、2011年から名門ドジャースのベンチコーチとして、招かれ現在に至っている。
現役のドジャース・ベンチコーチとして活躍中のトレイ・ヒルマン氏の講演会が来る9月14日(土)に行われる。日本での経験談、ベースボールと野球の違い、ドジャース快進撃の秘話、自分を支える信条など興味深い話を聞くことができる。同氏は大の日本びいきであり、当地に住む日本人に直接話すことができる今回の機会を楽しみにしていると抱負を語った。野球ファンのみならず、異文化体験、マネージメント、リーダーシップなどに興味があるなら、必見の講演会となるはずである。
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ヒルマン監督から学ぶリーダーシップ:どのようにして異文化の壁を乗り越えたか、米国型マネジメントは日本人選手にそのまま通用したのか、札幌移転後に行ったファンサービスとは、野球とベースボールの違い、心に残った選手は、今の自分を支えてきた信仰についてなど
開催日時:9月14日(土曜日)、
開場午前9時半、開始午前10時、終了予定12時
開催場所:Los Angeles Union Church
開催場所の住所:401 E. 3rd St., Los Angeles (リトル東京内)
費用:寄付5ドル 
予約必要:http://ow.ly/n83vH *席に限りあり、予約はお早めに
主催する団体名:GMC、後援:南加基督教教会連合
連絡先:949-310-7773 /GodsMen2006@gmail.com