立往生している先頭の車を見ると、
なかなか進まない原因の一つは、
アクセルを踏み込んだ際、シャーベット状の雪で、
タイヤがスリップ(空回り)してしまう様子。
というのも、国道と側道には、
数メートルの高低差があって、
側道から合流する部分は上り坂、
それも結構な勾配になっていました。
確かに雪の予報ではありましたが、
まさかここまでの降雪、積雪になるとは、
ほとんどの人が予想しておらず、
我が家同様、ノーマルタイヤのままで、
帰路に就かざるを得なかった人が大半だったのです。
冬対応をした車であれば、
ほぼ問題なく通過できるその勾配も、
ノーマルタイヤではスリップしてしまい、
上がりきるのに相当な時間を費やしていました。
しかも悪いことに、側道から外れようにも、
道は国道に繋がる一本のみ。
おまけにかなり道幅が狭いため、
追い越しやUターンも出来ず、
そこで止まれば、後続車すべてがストップするので、
とにかく上がるしかないという状況。
そんな中、2つ前の車が上ろうとした時、
行ったかと思った次の瞬間、
ズズズ…っと滑り落ちて来て、
危うく後ろの車にぶつかりそうに。
幸い、多めに車間距離を取っていたため、
ぶつからずに済みました。
私たちも万が一に備え、
前の車との距離を取っていたのですが、
なぜかうちの後ろの四輪駆動の大きな車が、
やたらと迫って来るといいますか。
1mないくらいの車間距離で、
まるで圧力を掛けてくるような感じです。
まあ、あちらにしてみれば、
こんな状況でノーマルタイヤで来るなんて、
非常識だし、迷惑以外の何者でもない、
と思っているのでしょうけれど、
こちらも、好き好んでこの状況にいるわけでもなく、
また、そんな圧力を掛けたところで、
この状況が改善するわけもなく、
追い抜きたいなら、是非そうして欲しいけれど、
左側は1mほどの高低差のある田んぼ、
右側は高速道路の擁壁のため、
どうしようもないのですから。
そうこうしているうちに、我が家の番になり、
慎重にこの坂道に挑んだのですが、
案の定、スリップしてしまい、
ほんの少しずつ、進んでいるのかいないのか、
という状況。
にも拘らず、相変わらず後ろの四駆は、
そのちょっとの距離さえも接近しては、
無言の圧力を掛けてくる感じで、
万が一、うちの車が滑り落ちたら、
ぶつかるかも知れないと考えないのかな?
と思っていた次の瞬間、
ズズズ…!!! と滑り落ちたうちの車。
ぶつかる!!!
と覚悟を決めたのですが、
幸いにも、寸でのところで止まったのです。
こうなって、ようやく状況を把握したのか、
以降、その車は1㎜も前進することなく、
その場にピタッと停止したまま。
出来れば、少しバックして欲しかったのですが、
その後ろにいたのも、同じような四駆の車で、
お友達か、他人かは分かりませんが、
同じようにピタリと前の車に接近しているらしく、
下がることが出来ない様子。
バックモニターで確認すると、
うちと後ろの車との距離は10㎝もないため、
これ以上のスリップは、絶対に許されず、
まさに極限の緊張状態。
でも、これはまだ、
恐怖の序章に過ぎませんでした。
(つづく)
スノボ ハーフパイプ。
もう凄すぎて、何をやっているのか???
『トリプルコーク1440』
とか
『フロントサイドダブルコーク1260』
とか言われても、
何それ? という感じ。(理解不能)
とりあえず、360度で割ってみると、
『トリプルコーク1440』=4回転
『ダブルコーク1260』=3回転半
ああ、トリプルアクセル!(←違う競技!)
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