たくさん開いてきたドアを、

 

開きっぱなしのドアを

 

少しずつ閉めていこうと願った2023年。

 

故に、自分に何が大切なのか、

 

何が必要なのか、

 

しっかり向き合った一年であったと思う。

 

仕事は相変わらずいつも通り一生懸命。

 

一生懸命すぎて、バランスがとれてこれなかった私の人生。

 

1月末にデーブと出会って、

 

初めてしっかりとこの人とちゃんと向き合おうと思い、

 

休みの日は、仕事をしないことができるようになった。

 

仕事終わりの夜に、ご飯を食べに出かける。

 

こんな普通なこと、今まで全然考えられなかったけれど、

 

自分の人生に、仕事も大事だけれど、

 

仕事だけではない人生を大事にしたいと

 

そう思えた一年だった。

 

4月に父が遥々日本からやってきてくれて

 

10月に母と日本で少し過ごして、

 

ファーストクラスやビジネスクラスのイギリス行きのチケットを父に買ってあげられない、

 

5つ星の日本の温泉旅館に母を招待してあげられない、

 

自分がお金をがっつり稼いでいないということ、

 

お金という概念に左右されてこなかった人生を歩んでいること

 

それは正しいことだったのか、と

 

自分のエゴであったのではないか、と

 

親孝行って何だろうって、悶々とする自分もいた。

 

悶々としながらも、

 

日々、ひたすら学生たちと向き合って、

 

自分の仕事にしっかりと誇りを持てていること。

 

ビジネスクラスではないけれど、

 

格安航空券でスイスやイタリアを父と回り、

 

毎日たくさんロンドンやロンドン郊外を歩いて、

 

5つ星宿でも、レストランでもないけれど、

 

母とゆっくり過ごすことができる

 

自分が選んだのは、時間を大切にすることだったのではないかと思えるようになった。

 

これがきっとあたしの選んだ道なんだって。

 

お金で買えないものを大事にできる自分に

 

そう育ててもらった親に、感謝を忘れないで生きようと

 

そう思えた1年だったように思う。

 

足掻いた故にたくさん涙を流した2022年、

 

スキップして歩きたいと願った2023年。

 

たくさんスキップしながら歩くことができた1年だった。

 

いつもニッキーといたあたしが、

 

デーブといる時間の方が多かったようなそんな一年だった。

 

2024年 

 

夢を叶える一年にしたい。

 

夢を見る自分を大事にできる一年にしたい。

 

夢を叶えようと切磋琢磨する

 

そんな一年にしたい。

 

イギリスに来て、

 

頑張ってくることで自分の存在意義を確立してきたけれど、

 

ひたすらにがむしゃらに頑張ることではなく、

 

愛らしくいることで

 

肩の力を抜いて

 

自分らしくいることで存在意義を確立したい。