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新たなチャレンジ
■ はじまりは、静かな雪の日だった
私の最初のエントリーは、2月8日三郷シティーマラソン大会5kmの部だった。
「よし、走るぞ」
そう思って準備していた前日、なんと明日は大雪の予報。
やがてそれは現実となり、大会そのものが中止になった。
スタートラインに立つこともなく、私の初レースは終わった。
しかし不思議なことに、ジョギングの炎は消えなかった。
■ 走れなかったのに、物語は残った
- エントリーした気持ち
- 少しだけ緊張した準備の数ヵ月の日々
- 当日の静かな期待
走っていないのに、体の中で確かに「何かが始まった感覚」だけは残っていた。
そのとき気づいた。
人生というのは、結果ではなく「向かった気持ち」でできているのかもしれない。
■ 旅の相棒──ONシューズとの出会い
この物語には、もう一つ静かな存在がある。
それがONシューズである。
昨年から「走るならちゃんとした靴で」と考え、計画して購入した一足。
Cloudsurfer Next。
すでに練習でも履いている。
走ってみると、不思議な感覚がある。
- 足音が静かになる
- 衝撃がやわらぐ
- 走るというより、弾むように進む
それは単なる道具ではなく、
「無理をしなくていい」と教えてくれる相棒だった。
この靴があるから、走ることは楽しいものに変わった。
■ 5kmという、小さな人生の縮図
5kmは短いようで長い。
スタートで速すぎると途中で崩れる
遅すぎると間に合わない
気持ちがそのまま走りに出る
だからこの距離は、人生によく似ている。
無理をすれば最後に壊れ、守りすぎれば進まない。
ちょうどいいバランスを探すことが重要になる。
私は今、キロ6分なら無理なく走れる。
少し攻めれば5分30秒も見えてくる。
その間にある「ささやかな挑戦」が、ちょうどいい。
■ ここから始まる「人生マラソン旅」
ジョギングでふと考えるようになった。
もしこれが人生の趣味なら、どこまで広がるだろうか。
ただの運動ではなく、
人生の中に小さな旅を組み込むように走れるだろうか。
① 地元の基準コース
まずは来月5月4日、「春日部大凧マラソン大会」。
ここは「整える場所」だ。
走れる自分を確認する、静かな初出発点。
② 温泉とつながる旅ラン
次には温泉のある大会。
塩原温泉湯けむりマラソン全国大会。
走ったあと、そのまま温泉へ。
だが、すでに今年のエントリーは終わっていた。
来年に挑戦することにする。
③ 日本酒と土地の記憶
ゴールの後に、日本酒が出る大会もあるだろうか。
地酒とともに、その土地を味わう。
走る → 疲れる → 温泉 → 日本酒
この流れは、もはや競技ではない。
人生のごほうびのような時間だ。
■ そして未来へ(70歳の自分)
やがて私は想像する。
70歳を超えても、ゆっくりと走っている自分を。
記録は気にしない
速さも競わない
ただその地面を感じる
最後は北海道の実家の道を走る日も来るかもしれない。
雪どけの匂いの中を、ゆっくりと。
■ これは競技ではなく人生
気づけばジョギングは、ただの運動ではなくなっていた。
- 走れなかった5km
- これから走る10km
- ハーフ、フルマラソン
それらがすべてつながり、ひとつの物語になっていく。
人生とは、大きな成功ではなく、
小さな挑戦の積み重ねなのかもしれない。
そしてその中に、ときどき「旅と温泉と酒」が混ざる。
いいではないか。
■ みらい
私はこれからも、年に数回は走ることだろう。
それは誰にも見せない「自己満の趣味」である。
ONのシューズを相棒に、
その一歩一歩が静かに人生を少しだけ豊かにしていく。
そして今日も思うだろう。
さて、次はどこを走ろうか、と。





