おはようございますおねがい

 

かき菜は美味しい、春の菜花類で最高においしい野菜だと最近知った。

 

店頭ではなかなか置いてないから、買うこともないだろうけど、太い茎も柔らかくシンプルにお浸しが格別に美味しい。

 

 TODAY'S
 
かき菜は最高

春の訪問者、再び

私の家のベランダには、自動で日差しが出る電動オーニングがついている。

 

便利な文明の利器…のはずなのだが、毎年春になるとベランダに謎の枯草の塊が転がっている。

毎年恒例の巣作りスタート

「またか…」

 

そう、これは毎年恒例、スズメ夫婦の春の巣作りの始まりである。

 

よく見ると、オーニングの左端には見事な鳥の糞アートが施され、その下には鳥の羽と草が絡んだオブジェが点在している。

 

もうこれは、彼らの「マイホーム建設予定地」に認定されているとしか思えない。

 

密入国スズメ疑惑

最近、日本ではスズメが減っていると聞くが、我が家には毎年欠かさずやってくる。

 

さて、問題は彼らが毎年リゾートに来るのは「同じ夫婦」なのか、それとも「新婚カップル」なのか。

 

私はチケットもパスポートも発行していないので、いわば

 

密入国スズメ

 

である。

 

人間 vs スズメ 〜知恵比べの攻防戦〜

巣作りを阻止しようと、過去に網を張ってみたり、オーニングを動かしてみたりと対策を講じたこともあるが、彼らの執念には敵わない。

 

「ここはオーニング付きの一等地だぞ!」

 

と言わんばかりに、毎年見事にマイホームを建設していく。

ピヨピヨ大合唱、春の幕開け

そしてついに、雛が孵ると毎朝

 

ピヨピヨピヨ!

 

と元気な朝の大合唱が始まる。

 

親鳥が餌を運んできた瞬間に、

 

ピヨォォォ!!

 

と、まるでオーディションで主役を狙うかのような大絶叫。

 

 

この光景を目にすると、

 

「今年も春が来たなあ…」

 

と、しみじみ思う。

ありがとう、また来年!

桜が咲き、気温が上がり、やがて暑い夏がやってくる。

 

スズメ夫婦が去る頃には、子供たちも飛べるようになり、ベランダには羽とフンと枯草の残骸が散乱し

 

「ありがとう、また来年な!」

 

と、掃除をしながら苦笑いするのが、私の毎年の春の風物詩なのだ。