おはようございます
9月に入り、急に秋がやってきた感じがしますね。
今朝の気温はなんと21℃!思わず「夏よ、もう少し粘れ!」と心の中で叫んでしまいました。
そんなわけで、昨日は急いで白菜とブロッコリーの種をまきました。
水田の用水路もほぼ水がなく、田んぼの稲たちが「いよいよ、収穫の時が来たか!」と静かにスタンバイしているかのようです。
さて、我が家の畑では、ナスが「これでもか!」という勢いで実をつけ、重みで首を垂れております。
秋茄子は嫁に食わすな
朝の風が少し冷たく感じるようになり、秋の気配がゆっくりと私たちの生活に溶け込んでいきます。
庭に出ると、乾いた葉っぱの下から聞こえる小さな音。
これはコオロギたちの
「秋の夜長コンサート」
の始まりです。
昨夜、庭に捨てたはずの実割れスイカに群がるコオロギたちが、小さなオーケストラのように、楽しそうに食べているのを発見しました。
彼ら、あのスイカの甘さを最後まで楽しむ気満々です。
これを見て
「捨てるものにも命あり」
と、思わず手を止めてしまいました。
少し残しておくことにしたのは、私のちょっとした親切心…というより、むしろ
「これでまた楽しませてもらおう」
という下心かもしれません。
秋は、自然との共存を感じさせてくれる季節です。
虫たちが庭の片隅で静かに生きる姿を見つめると、私たち人間もまた、自然の一部として生きていることを思い出します。
彼らの小さな営みの中に、私たちの生活もまた織り込まれているのだと。
夕暮れ時、コオロギたちの鳴き声をBGMに空を見上げると、そこには秋の澄んだ青空が広がっていません、曇りだったので。
庭木の間を揺れる風に、秋の香りがほんのりと感じられます。
この瞬間、心がほっこりと温かくなるのを感じながら、
「さて、次はどの秋の味覚で一杯やろうか…」
なんて、秋の楽しみが尽きません。
風に揺れる庭木の間から、微かに感じる秋の香り。
すべてが調和し、私たちの心に穏やかな時間を届けてくれる。
自然との共鳴、そしてその中で生きる喜び。
秋はそんなことをふと思い起こさせてくれる大切な季節です。
小さな虫たちの命を見つめながら、私たちもまた、この瞬間を大切に生きていきたいものです。