おはようございます
深井新田の畑で草取り、ジャガイモとスイカの収穫をしました、熱中症対策で作業は2時間で切り上げと決めていましたが、３時間半も作業してくたくたです。
失敗は成功のもと
ずっと心の中で思い描いていた無人野菜販売。
しかし、どうしても考えれば考えるほど、難しいなという思いから、実行に移せずにいました。
二日前、その話をお嫁さんや孫たちにすると、まさかの反応が返ってきました。
小学3年生の孫は、キラキラした目を輝かせて
「ジージ、僕、テーブル探してくる！」
と勢いよく外に飛び出しました。
その姿を見て、私は
「そんなに簡単にはいかないよ」
と内心思っていました。
その間に5年生の孫は、
「じゃあ私はチラシを作るね！
1個100円にしよう！」
と、さっさとポスターのデザインに取り掛かりました。
彼女の目も期待に満ち溢れていて、その情熱に驚かされました。
私はまだ何も決めていないというのに、彼らの行動力には圧倒されました。
すると、お嫁さんも
「じゃあ私は、販売場所のディスプレイを考えるわ！」
と動き出しました。
彼女は私たちの家の中を見回して、使えそうなものを次々と見つけてきました。
その手際の良さに私は感心するばかりでした。
初めは玄関横に縁台を置いて、その上に野菜を並べる予定でしたが、孫たちとお嫁さんは
「玄関の上の方がいいよ！」
と、どんどんアイディアを出しながら試行錯誤を繰り返しました。
ポスターの下書きをしながら、
「絵はネットから探そう」
「販売時間はどうしよう」
とアイディアが次々と出てきて、２時間も経たないうちに完成しました。
私が
「え、本当にこれでいいの？」
と半信半疑でいる間に、販売場所のセットもできあがり、野菜の袋詰めが始まりました。
「どれくらい入れようか」
「どう並べるのが一番いいかな」
と、私のベッドの上で真剣に相談する孫たちの姿は本当に微笑ましいものでした。
お嫁さんも一緒になって、
「このかごを使おう」
「貯金箱はこれでいいね」
と次々と準備を整えていきました。
次々と準備が整い、お昼ご飯も食べずに
「お客さんが来るの楽しみだね！」
と笑顔で話す孫たちとお嫁さんの姿は、私にとって何よりの宝物です。
そして、ついに無人野菜販売所が完成しました。
すべて家にあるものでまかなえたというアイディアには本当に驚きました。
ここで改めて気づいたことがあります。
何かをしようと思ったら、まずはやってみることが大事だということです。
いろいろ考えすぎて行動に移せないよりも、やってみて失敗したら次に考えればいいのです。
孫たちとお嫁さんの行動力と情熱に触れて、私も新たなエネルギーをもらいました。
シニア世代になると躊躇することが多いですが、まだまだチャレンジ精神を持って行動していきましょう。
追伸
無人野菜販売ですが、第１号のお客さんが来てくれるのが待ち遠しくて、玄関先が気になり、ちらりチラリと、まだかまだかと見ていました。
数時間後、玄関先に出てみるとなんと一袋のトマトを買ってくれた人がいて、１００円入っていたのですが誰もその気配に気が付かなかったのです。
ひょっとしたら、神様だったのかもしれません。
さあ、今日も色々とチャレンジしていきますよ！
