おはようございます
昨日は枝豆を収穫して11世帯に配送しました、まだの方はもう少し枝豆も成長しますので数日お待ちくださいね。
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枝豆の幸
シンプルなものの中にこそ、深い幸せがあるという意味です、人間もそうありたいですね。
会員様から送ってもらった私の枝豆です、美味しく撮影されているので使わせていただきました、ありがとうございます。
さて、日本経済を見ていると、いよいよデフレからインフレに転じようとしていることを肌で感じているこのごろです。
しかし、我々シルバー世代は年金が多少上昇しているぐらいで、特に何も対策をしていないのが実情ではないでしょうか、それではけっしていいわけではありません。
そして、少し私のブログを読んで具体的にこれからどうしたらいいのか考えてみてください、多少参考にしていただければ幸いです。
前にも書きましたが、重要なのは「原因と結果」と言う考え方から、デフレ時代とインフレ時代とどのように経済活動に変化が生じるか、その「違い」を見ていきましょう。
経済活動が同じままではなく、様々な影響を受けて変化します。
1. 消費活動の変化
デフレ
デフレ時には物価が下がる傾向があるため、消費者は買い控えをすることが多くなります。
「明日になればもっと安くなるかもしれない」という期待が消費を先送りさせ、需要が低迷します。
インフレ
インフレ時には物価が上がる傾向があるため、消費者は「今買わないと値段が上がるかもしれない」と考え、消費を前倒しすることがあります。
実際に食べ物や商品の値段が次々と値上げをしているのが現実です、2022年からはなんと
15%
も値上げしているのです。
ところが、賃金が追い付いていないのが現実です、このように全部が一斉に上がるのなら何も変化はないのですが、弱者や低所得層にしわ寄せがきているのが現実で、それを補うように補助金を出しています。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、日本は経済的には社会主義国と言ってもいいかもしれません。
与党も野党もどちらも政策的には、非納税者に補助金をばらまく政策で変わりありません。
2. 企業の投資活動
デフレ
デフレでは企業の収益が圧迫され、将来に対する不安が高まるため、投資活動が抑制されることが多いです。
企業は支出を控え、コスト削減に努めます。
インフレ
インフレでは企業は将来の価格上昇を見越して投資を増やす傾向があります。
設備投資や研究開発が活発になり、長期的な成長を目指す動きが強まります。
その結果企業の株価が上昇する傾向にあり、配当も増配するでしょう。
3. 賃金と雇用
デフレ
デフレでは企業の収益が減少しやすいため、賃金の上昇が抑えられ、雇用も安定しにくくなります。
失業率が高まるリスクもあります。
インフレ
適度なインフレは企業の収益改善をもたらし、賃金の上昇や雇用の増加を促進します。
労働市場が活性化し、雇用機会が増えることが期待されますが、日本の場合は労働人口が減少しているために、外国人への雇用機会を増加し雇用する必要があります。
4. 金融政策
デフレ
中央銀行はデフレを抑制するために、金利を下げたり、量的緩和を実施したりします。
今だから言えるアベノミクスの失策です。(結果的に富裕層をますます裕福に、貧富の差が増大しました)
これは市場に資金を供給し、需要を喚起することを目的としますが、いまだに行っています、今年から少しインフレにシフトしていますが、あまりにも行動が遅いためにほとんど無策と言っていいようです。
インフレ
中央銀行は過度なインフレを抑制するために、金利を引き上げたり、金融引き締めを行ったりするのですが、ここでもいまだにほとんど動きは無いのです。
これでは市場の方が先に過熱化がすすみ、経済に混乱が生じようとしています。
5. 通貨価値と貿易
デフレ
デフレ時には通貨の実質価値が上がり、輸出品の価格競争力が低下することがあります。
これは貿易収支に悪影響を及ぼす可能性があります。
インフレ
インフレ時には通貨の価値が下がるため、輸出品の価格競争力が向上し、輸出が増える傾向があります。
実際、トヨタ㈱は国内の収益よりも、海外での収益が大きく利益を得ていることは新聞でも報道されています。
これがうまく循環して、賃金に反映していくと経済の成長を支える要因となります。
最後に
デフレからインフレに転じると、消費活動、企業の投資、賃金と雇用、金融政策、通貨価値と貿易など、経済活動に多くの変化が生じます。
そして、このインフレ時代に突入したことで、これからシルバー世代も具体的に自分の生活バランスをしっかりと見直す必要があるのです。
このインフレは、経済発展には歓迎してもいいのですが、少しゆがんでおり
スタグフレーション
に近い感じがします。
年金も確かに上昇はしますが、インフレのスピードにはほとんどついてはいきません、そうなる場合はどうするか次回のブログをお楽しみください。