おはようございます
昨日は風も穏やかでいい天気でした。収穫したニンニクをきれいに皮むきをし、ぶどうにアグレプト(種の無種子化)を散布しました。
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井の中の蛙大海を知らず
昔から「井の中の蛙大海を知らず」という諺があります。
英語でも同じく
「A frog in a well」
というそうです。
意味はみなさん知っている通り。
「井の中のカエル」は、狭い環境や限られた視野の中で生活しているために、広い世界や他の考え方、知識に触れることがない状態を指します。
つまり、自分の知っている範囲や経験だけがすべてだと勘違いしていることを示します。
日本という国も今はそうなっていませんか?
確かに世の中のことは、インターネットを通じてあたかも全世界が手の中にあるようになんでもわかります。
だが、だがです、わかるはずなのに、知っているのに、見えない事ってあるような気がします。
それはまるで台風の目の中で無風状態の中にいるようなことです。
世界における日本の貨幣価値がだんだんと加速をまして円安になっているのです。
円安とは輸入品が安く外国に売れる、ということで輸出は増加するのです。
しかし、日本はすでに発展途上国ではなく、生産拠点は外国にあるのです。
そのような日本が生産品を輸入することは少なくなって、大手企業は安い賃金で働く人を求め国外に工場を持っているのです。
また、本来は倒産してもおかしくないのに、超低金利の融資によって生きながらえている『ゾンビ企業』を温存させたりして、企業の構造改革から目を背けています。
それに電力、ガソリン代の高騰を抑えるなどのインフレ対策として、補助金を大量に注ぎ込んでいます。
円安によるエネルギー価格の高騰を抑える政策ですが、長期的に見れば、財政を圧迫して円安誘導の要因になるはずです。
これこそ、目の前のガソリン代が上がるはずが上がらないので、インフレを国民が肌で感じられないのです。
今の政権の政策はすべて円の価値を毀損してしまうもののようです。
こうした政策を続けていれば、1ドル=200円になるのも時間の問題です、現在の異常円安が、未来から見た場合にどう見えて、どのように批判しているか楽しみです。
その未来になって初めて経済学者や、経済ジャーナリストが過去のことをさもありげに話すんだろうなと、思うと笑っちゃいます。
日本は井の中の蛙にならないように、導いてくれる人がいてくれるといいのですが、このような視点を持ちながら、日本の将来を考えることが、より良い未来を築く一歩となることを願います。
そんな大きな空言を考えながら、今日も野菜を育てることにします。