おはようございます
私達、人間はどんなきれいごとを言ったところで、現実には年と共に老人になり、死へ近づいているのです。
これは、避けることのできない事実です。
いつくるか分からない地震や津波に備えるのであれば、それよりも必ず来る自分の死の準備は大事なことではないでしょうか
このことに直視しない、直視したくないシニアですが、そんなことを言われたときに、とても分かりやすい本をまた見つけました。
このごろ、本を読む機会が増えて、なんだか青春時代にもどり
セネカ、ヒルティ
などの難解な哲学の本を、意味も分からずにただ読んでいたことを思い出します。
若い当時、そういう本にかぶれて禁断の書籍のように思っていたのかもしれません。
現実はというと、そんな哲学の理想の本と、人間は違っていました。
さて、今回の本の題名は

人はどう老いるのか(久坂部 羊)
電子書籍アプリで読んでいるシニア向けの本の紹介になります。
無料アプリはもちろん、Amazonから注文するので
Kindle
になります。
本を購入すると1012円ですが電子書籍だとたったの
669円
で読めます、一回の外食よりも安いです。
本の題名は上記の通り、現実を直視した内容になり実際の考え方の参考になると思い紹介します。
高齢化社会が進む中、多くの人々が直面する「老い」について、健診センターで非常勤医師として働き、大阪人間科学大学で講師を務める著者が、豊富な臨床経験に基づいて分かりやすく解説しています。
単に老化現象を説明するだけでなく、老いによって生じる様々な問題や、それをどのように対処していくべきかについても詳細に記載されています。
また、実際の高齢者の事例を盛り込むことで、よりリアルな老いの姿を描いているのでとても具体的で納得するのです。
そして、これから迎える老後について、老化について正しい知識を得ることができ、不安を軽減することができます。
老後の生活をより充実したものにするためのヒントを得ることができると思います。
始めの1,2章は、少々長期高齢者向けだと思うので、シニアの方は飛ばしていいかもしれませんね。
3章は認知症の介護の方は是非読んでいただけるといいかもしれません、何かのヒントになるかもしれません。
本書は、老いについて理解を深め、これからの人生をより豊かに生き抜くための指針となる一冊だと思うのでぜひ読んでみて決して損はありません、時間があいた雨の日などにkindleで読むことを推奨します。
ぜひパソコンの大画面で読んでみてください、文字なので決して迫力はあるわけではありませんが、とても納得する本です、これからも役立つ本を見つけたらご紹介いたします。
お楽しみに。