おはようございます
一昨日のできごとです、4日ほど前から、なんだか左耳がかゆくて、数日間耳かきで掃除をしていました。
耳垢のようなものがポロリと取れて、それからさらに耳の中がかゆくなりだしたのです。
かゆみもあり気になってしまい、さらに耳かきで掃除をしていました。
一昨日、起きてからどうも耳の中がふさがっているようで、音が聞こえずらくなっているのです。
うーーん、昔テニスプレー中にボールが直撃して鼓膜を破けた時は常に風を切るようなシャーーーーと音がしていましたが、それとは違う
なにか耳をふさいでいるような感じなのです
どうしても、自分の耳は自分で見ることもできず、大人になってから行ったことがない、孫が通っている耳鼻咽喉科に行くことにしました。
予約なしで診てくれるというので、早速行ってみました。
助かります。
診察は3時からですが、その時間にはすでに17人も待合室にいました。
待合室での会話を聞いてみると、この時期なので花粉症の方が多いようです。
それでも15分ほどすると、呼ばれて診察台に、といってもその台は背もたれが高く、自動で回転する椅子になっています。
近代的だ。
先生が私の症状を聞いて、これまでの経過を説明すると
耳を診てみますね
といって、先生が見た瞬間
奥の方に耳垢がつまってますね、耳かきは、月に1度くらいにしてくださいね。
何度もすると、皮膚が荒れてただれて余計に耳がつまりますので。
今度、つまるようなことがあれば、耳を触らずにまた来てください。
耳掃除はしなくていいですからね。
と言われ、吸引機のようなもので ズズズーーーと吸引。
ふさがった状態はビックリするぐらいスッキリと治りました。
調べてみると、(日本経済新聞掲載より)
耳垢は通常、耳の中で形成され、外部に自然に排出される仕組みがあるそうです。
耳垢は、耳の穴の開口部から鼓膜までつながる外耳道を保護する役割を果たしており、完全に不要な老廃物ではありません。
耳垢が生じるのは外耳道の外側約3分の1の部分で、外耳道の上皮の動きと、咀嚼(そしゃく)やあくびの際の顎の動きなどによって、開口部に向かって徐々に移動していきます。
湿っているタイプの耳垢(湿性耳垢)であっても、移動している間に乾いて、自然に耳の穴から外に落ちます。
したがって、健康な状態であれば、耳掃除の必要は全くない、と同学会は強調します。
掃除をするなら耳の外側を布で拭く程度にとどめ、耳の中にモノを入れるべきではないのです。
しかし、耳垢の自然排出が妨げられた場合には、外耳道の中にたまってしまいます。
例えば、補聴器の日常的な使用や、綿棒や耳かきなどを用いた掃除は、耳垢の蓄積を引き起こします。
専門医が診察した際に、鼓膜近くに詰まっている耳垢が見つかれば、綿棒などで誤って押し込んだものと見なされます。
耳垢が本来あるべき場所より奥に押し込まれると、自浄作用が働かないため、さまざまな症状が現れる可能性があります。
耳垢は耳の内部を清潔に保ち、外部からの微粒子や細菌から守る役割を果たしています。
通常、我々は耳掃除は必要ありません。
耳の自然な機能が十分に機能する限り、耳垢は必要で自然に外に排出されるんですね。
シニアのこの年になるまで本当に知らなかった話です。
子供の時に習ったのかもしれませんが聞いてなかったのかもしれません。
耳は触る必要のない部分なんですね。
みなさんは知っていましたか?
誤解している方がけっこう多くて、しきりと綿棒を使っている人が多いそうです。
まだまだ、知らないことだらけのシニアも、学ぶことはいっぱいあることを発見できました。
今回の耳鼻咽喉科の体験は大変役に立ったいい経験でした。
耳は生きてる限り永遠の全自動運転でした。
耳鼻咽喉科の先生に感謝です。