私とニキビとの付き合いは、高校生の時から、就職2年目の23歳まで続きました。

私のニキビは、額に沢山できるのが特徴でした。赤く膨らんだニキビが額中にでき、先端が黄色っぽく化膿したものもありました。額のニキビが気になるので、前髪を厚くし、額が見えないようにしていました。

ニキビの薬は、市販のアクネローションを使っていました。かさかさした黄色い粉が浮き出るので、夜はたっぷりつけますが、朝は薄くつけるだけでした。薬を使っていたので、洗顔などは特に気をつけていませんでした。

「ニキビは思春期にはつきもの」と思っていたので、確かに嫌は嫌でしたが、あまり気にしないようにしていました。大人ニキビの治し方

しかし、就職してからもニキビが消えることはなく、相変わらず額中を埋め尽くしていました。営業をしており、人から見られる仕事だったので、さすがの私もニキビを気にせずにはいられなくなりました。

ある日、会社の先輩が、知り合いの化粧品会社の方を紹介してくださいました。その方がおっしゃるには、ニキビを治すには、大人ニキビ用化粧水を使うこと・肌を清潔に保つことが大事だということでした。薬をつけていれば治ると思っていた私には、衝撃的な事実でした。それ以来、クレンジングでお化粧をしっかり落とし、石鹸を泡立てて念入りに洗顔をするようになりました。すると驚くことに、いつの間にかニキビができなくなっていたのです。

ニキビを治すには、特別なことをする必要はなく、なにより肌を清潔にするという当たり前のことが大切なのだと学びました。