ニキビは体のどの部分にできても嫌なものですが、特に鼻にできてしまったニキビほど厄介なものはないですよね。
顔の真ん中なので目立つし、気になってつい触ってしまい、悪化してしまうことも珍しくありません。
そんな厄介な存在である鼻のニキビができる原因は何なのでしょうか?
鼻はニキビができやすい場所
ニキビは体や顔の様々な部位にできますが、中でも鼻はニキビができやすい場所の一つに挙げられます。なぜなら、鼻は皮脂の分泌量が多い場所だからです。
また、鼻は毛穴が深いので皮脂やファンデーションの汚れなどが毛穴に溜まりやすいということも、鼻にニキビができやすい理由です。
過剰に分泌された皮脂や汚れ、古い角質などで毛穴が詰まると白ニキビ(初期のニキビ)ができてしまいます。
その後、毛穴の中でアクネ菌が増殖してしまうと炎症が起きて悪化し、赤ニキビとなってしまうのです。
更に酷くなると、白血球がアクネ菌と戦うことで毛穴の中に膿が溜まり、黄色ニキビになってしまうことも。膿が大量に溜まっている場合、触ると痛みを感じることもあります。
他にもある!鼻にニキビができる原因
鼻にニキビができてしまう原因は他にもあります。
まず、鼻は顔の中でも紫外線が特に当たりやすい場所であるというのも、ニキビができやすい理由の一つです。肌は紫外線に当たるとバリア機能が弱くなってしまうので、ターンオーバー周期が乱れて古い角質が溜まり、毛穴が詰まりやすくなってしまいます。
他にも紫外線には皮脂を酸化させる働きもあります。酸化した皮脂はアクネ菌の大好物なので、ニキビが悪化する原因となってしまうのです。
更に、紫外線に当たると肌は乾燥してしまいます。乾燥肌は皮脂の過剰分泌を引き起こすので、これまたニキビができる原因となってしまうのです。
また、鼻はついつい触ってしまうことの多い場所でもあります。手に付いている様々な菌が鼻について、ニキビの原因となることもあります。
これらの理由に加えて、生活習慣の乱れやストレス、油分の多いファンデーションなど様々な要因が重なることで、鼻にニキビができてしまうのです。