自分では気づきにくく、治りにくい厄介な存在である背中ニキビ。できてから治すよりも背中ニキビができないようにしたいですよね。
背中ニキビを予防するためにはどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか?
生活習慣の中で気をつけるべきこと
普段、何気なくやっていることが背中ニキビの原因になっていることも少なくありません。
例えば肌が乾燥していると、背中ニキビができやすくなります。肌は乾燥するとバリア機能が弱まるので、肌を守るために皮脂を余計に分泌します。過剰な皮脂は毛穴詰まりの原因になるのでニキビができやすくなってしまうのです。
また、乾燥している肌は角質層が硬くなり、毛穴が小さくなってしまいます。毛穴が小さいということはそれだけ皮脂が詰まりやすくなるので、ニキビの原因になってしまうのです。
肌の乾燥を防ぐためには保湿ケアも大切ですが、熱いお風呂に入らない、洗う時にゴシゴシこすらない、夏場は特に日焼けに注意するといった日頃の生活習慣が肝心になってくるのです。
ホルモンバランスの乱れに注意!
大人になってからできる背中ニキビは、ホルモンバランスの乱れが原因であることも多いです。
不規則な生活や睡眠不足、食生活の乱れ、ストレス等が原因で自律神経が乱れると、ホルモンのバランスが崩れて男性ホルモンが過剰に分泌されてしまいます。
男性ホルモンは皮脂腺を刺激するので、男性ホルモンが増えると皮脂量も増え、結果として背中ニキビができやすくなってしまうのです。
早期発見も肝心
どれだけ気を付けていたとしても、ちょっとしたことが原因で背中ニキビができてしまうこともあり得ます。背中は鏡を使わないと見えないので、ニキビができても気づきにくいということが、背中ニキビを悪化させやすい一番の原因とも言えるでしょう。
ですから、もし背中ニキビができてしまっても早期治療ができるよう、お風呂上がりなどに毎日背中チェックすることを習慣づけるのがオススメです。
悪化すると厄介な背中ニキビも、初期の白ニキビのうちに治療をすれば治りやすいですよ。