『世の中で、一番すぐれた食べ物は…?』と
問われたら何と答えますか。

それは、『穀物』です。

穀物の代表と言える玄米を食べ続けている方で、
もっと美味しく食べようと、いろいろな穀物を
玄米と一緒に炊いているアイディアを
お聞きしました。

ご意見をお寄せ頂き、ありがとうございます。

玄米だけでも、栄養のバランスは良い
のですが、穀物を加えることで味も変わり
美味しさも変わります。

更に、穀類のエネルギーを食べることに
なりますから、二重のメリットとなります。

市販されている、五穀とか十穀がセットに
なっているものもあります。

また、単独で好みの穀物を加えて炊いて
みる方法もあります。

どんな穀物があるのかを見てみます。

大麦、割麦、はと麦、トウモロコシ、黒米、
ゴマ、大豆、黒豆、緑豆、小豆、アマランサス、
そば、くこ(実)、もちきび、もちあわ、等が
あります。

また、玄米に大豆と昆布で炊いている
というご意見もありました。

昆布を足すことも、良いアイディアです。

ここで、注目したい穀物の一つが、
「小豆」です。

夏野菜や熱帯性の果物を食べ過ぎると、
腎臓に水分がたまりやすく陰性の状態に
となりがちです。

この状態では、体内の毒素を排出する
機能が鈍くなってしまいます。

腎臓には、汚れた血液をろ過し、老廃物を
体外に排出するという役目があります。

その働きが、停滞すると古くなった血液が
体内にため込まれることになり、体が水の
影響を受けやすくなります。

むくみはその傾向の現れです。
そんな時の、お助けが小豆です。

小豆は乾燥した荒れた土地でも良く育つ
植物で、水を吸い込む力が強く備わって
います。

昔から小豆はむくみを取ると
言われています。

小豆には水分代謝能力を高め、余分な
水分を体外に出してくれる働きがあり、
腎臓の働きが活発になります。

このような働きを助けてくれる小豆は、甘く
炊くのではなく、塩だけで調理します。

少しの塩、昆布と一緒に煮たり、南瓜や栗、
玄米などと組み合せて食べます。

このように、小豆は定期的に食べると良い
穀物の一つです。

健康状態が改善することは、美しいお肌に
向かっての変化が始まります。

期待して、進めていきましょう。