【美術館編】の続きです。


私が舟越桂氏の作品を知ったのは2000年ごろでしたが、最初はハッキリいって好みではありませんでした。


それでもやっぱり、実際にみてみると、印象は変わるものです。


ホワイトキューブに一体だけ置かれた「森の奥の水のほとり」(立体)は、みるなり「おおっ」と圧倒されました。
そして「う…美しい…!」と。
この作品がある展示室3から、しばらくでられませんでした。


やっぱりこのドローイングがいちばん好きだなぁ。


氏の作品、だんだんと潤ってきているような変化を感じました。




ヤン・ファーブル氏の作品。


氏のここ数年より前の作品を恥ずかしながら知らないので、思いっきり個人的に印象に残ったことだけ書きますが…。


展示室6の、青の時間のシリーズ?たち。
おそらく青いペンで、紙全面に、背景線と物体が同化した状態で、様々な方向に線が描かれ、青い線で埋め尽くされている作品。
相方は「これ青ペン何本使ったんやろ」と。
いやほんまに、わたしもそれは思った。
近くで見ないと線の集まりだとは分からない。
遠くから見ると全面青で、物体が浮き出ているように見える。


それでも線には、ある秩序があるようで、平面作品を制作するにあたって、ちょいとよいとこ盗ませてもらいました。


それとヤン・ファーブル氏の展示方法はかなり勉強になりました!


凄すぎる…わたし小さい平面作品4点だけで数時間を要するのに…。
各展示場に合わせて毎回バランスを調整しながら実際に設置する…。
作家やなぁ…(-.-;)


アクロバティック(浮遊系)な作品が多いだけあって、視点を計算するのは難しいだろうなぁ…と切に思いました。


書いたらきりがないので、このあたりにしておきますw


書かずして自分の中にしまっておきたいこともあるのでwww


あと、21美名物作品のプールの画像があるのですが、それはまた明日か、いずれかにでも…。


とても大きな収穫があった旅でございましたo(^▽^)o