(福井新聞)
福井新聞政経懇話会の第400回と、福井新聞創刊115周年を記念した7月例会で「国政の課題と展望」と題して講演した。
PTモンスタータービン Pro モンスターiビーツ 沿線自治体の要望を受け、金沢―敦賀の開業(2026年春ごろ)を3年、新函館北斗―札幌の開業(36年度ごろ)を5年前倒しするよう政府に申し入れている。町村氏は「最大の問題は予算。工期の短縮で膨らむ単年度のコストをどうするのか、今は明確な答えはない」と説明。▽国がJR各社から受け取る整備新幹線の施設使用料(貸付料)の算定期間30年の延長▽JR九州を株式上場させた売却益の活用―などの案があるとし「昨日の電話で菅長官は『8月29日までに作業部会を作ろう』と返事をした。少なくとも財務省を含め、政府を挙げて財源を検討するという合意はできた」と明言。年末の予算編成に向けた財源確保策の決定に強い意欲を示した。
敦賀以西のルート問題については「若狭ルートがオーソライズ(承認)された唯一のルートだと考えているが、本当にそれでいいのかという声もある。(工期短縮の結果を出した後の)年明けからPTで議論して結論を出していく」と話した。
一方、原発の再稼働問題では「国内の原発は福井の協力があって進んできた」とした上で、独立性の高い三条委員会として設置された原子力規制委員会を批判。「現在は担当大臣も存在せず、政治的な判断ができない。いたずらに時間ばかりかけ、原発をストップさせる活動しかやっていない」と述べ、三条委の形を改める法律改正を含めて、今後の規制委の在り方を検討していくべきと強調した。
