体にいいものはまずい。美味しいものは体には毒⁈残念。
子供たちはマクドでバーガーやポテトを食べることにあこがれ、母親たちは体に悪いとあまり連れて行かなったのは遠い昔。最近はママたちもジャンクフードで育った時代です。
みんな楽しそうに食べてます。食事の基本は楽しくいただくこと。ならばいいじゃん!となります。
私もたまに無性に食べたくなります。マクドのポテト!
モスのも美味しいですが、あの本物でなさそうな?柔らかいポテト。
どんな時に食べたくなるか?
変な話ですがなんだか仕事で疲れてホッとしたいとき。小腹が減った時、お店の前を通ると立ち止まらずにはいられない。
誘惑についつい負けてLサイズ!
小さな時からジャンクフードばかり食べている子供は肥満になったりキレやすくなったり骨がもろくなったり、良くないことばかりと言われていました。
しかしバランスの良い食事を心がけていても嗜好は真逆な方を欲します。
我が家も小学校に上がるまでは、連れていく機会を逃していました。というより強いて食べさせませんでした。
本人たちもその悪魔の味を知らない分、せがんだりはしませんでした。
しかし、それは時間の問題。
幼稚園ごろから誕生日会をマクドでする友達や、おまけのおもちゃを見せ合うこともあり、「何それ?」「どこにうってるの?」と興味津々。
ある日サッカーの試合後にみんなで行くことになりマクドデビューとなりました。
もちろんすぐにダブルバーガーのとりこ。徐々に「何食べに行こうか?」と聞くと二人口をそろえて「マクドがいい!」
こんなにもみんなのハートを鷲掴みする魅力はどこにあるのでしょうか?
あの大正生まれの父が嫌ったハンバーグを挟んだバンズ。
ところが実家で子供たちをみてもらうことになり、用事が済んで迎えに行った時です。
二人が何やら興奮気味で、「おじいちゃんにマクドに連れて行ってもらった!」とピョンピョンしながら報告します。
父は少々バツが悪そうに新聞を読んでいます。
私にはいろいろ厳しく、かき氷さえもお腹を壊すと食べさせてくれませんでした。その父が…。
やはり孫には弱いということでしょうか。
子供たちも祖父なら、おねだりしても大丈夫と踏んだのでしょう。
こんなにうれしそうな顔をするのですもの。根負
けしたのでしょう。
孫たちはもうとっくの昔にデビューしています。
私は私で「こんなに早くから食べることが出来ていいなあ~」と全く子供レベルです。
たまにはコーラとハンバーガー。
初めて銀座にマクドナルドが出来たのは丁度東京で暮らし始めたころでした。
訓練生はみんな東京暮らしは初めて。「まずは銀座でしょ!」と週末の歩行者天国をお上りさん。その一角がものすごい人だかりでした。
あのMのマークが銀座に不釣り合いでしたが、そこだけ違う場所のような混雑ぶりでした。
小さいころテレビで見たアメリカのホームドラマ。芝生のお庭に、大きな家。素敵なキッチンのテーブルで子供がほうばっているバーガー。
それがとうとう日本にやって来た!その当時はまだまだ高価なスナックだったように思います。
「味噌で育った子供がバーベキューソースに侵される!」と大人たちが批判した時期もありましたが、波は日本の食生活をのみこんで、いつの間にかすっかり日常に入り込んでいます。
食べさせてはもらえないけどせめて匂いだけでも!とニケは首を伸ばして見つめますがこれだけは叶わないようです。
今日もいい日にしましょう!