「何度来ても飽きない。」遠方からやってきたともだちは言います。「いいねえ、神戸!」自分が褒められたわけではないのになんとなく嬉しいのは小さな郷土愛でしょうか?

 

 

 

西日本の端に転勤した娘一家はそこでの友達からも憧れのまなざし?で神戸の事、いろいろ聞かれるそうです。

 

 

 

山側の北野と、海側の旧居留地。最近はまた新しいカフェやレストランが出来ました。

 

 

しばらく来ないと知らぬ間に、いつの間にか今までからあったように開店しています。華々しくしく飾る開店の花が最近はないので気にならないだけかもしれません。またそこがいい!

 

 

 

新しいカフェに友達と入りました。そこはビジネス街。

 

 

 

ランチの時間だったので近くのビジネスマン、ショップの人、その中に交じってロマンスグレーのおじさんも。常連さんのように馴染んでいます。いろんな年代が席を占めています。シルバ―マダムのおしゃれな杖もカラフルで、持つのに抵抗のないものが増えました。

 

 

 

向かいには大きなレトロビル。どっしりとしていて貫禄があって、静かで落ち着いた趣があります。こちらのカフェで食事をしながらの風景はまるで外国に来ているような感覚です。

 

 

 

たっぷりのステーキにサラダ、スープがついてフリードリンク。大満足で外に出ました。

 

 

 

この辺りはビジネス街ですが、ワンブロック山側の高級ブランド店や、大丸界隈と人の感じが違います。男女の比率もありますが、やはりあちらのブティック街は華やかです。

 

 

バブル時期の何時間も並んで買い物をするという風景は見られませんが、古いビルのショーウインドウは流行の先端、バックや、ドレスで道行く人の足を止めています。

 

 

 

少し西のフラワーロードを渡ると中華街。ずいぶん観光客が増えたような賑わいで、売り子の元気な声が聞こえます。やっぱりここは元気が一番!

 

 

 

半世紀前!ピンクレディが大人気で、急にスリムになったのはウーロン茶!と言ったのがきっかけで、ここもそのお茶を求める若い女性が殺到しました。

 

 

 

食料雑貨を売るでっぷり太った店主はほくほく顔で、冗談を言ってました。

 

 

 

「僕も飲んでるよ!」輪になってその話を聞いている女性たちは大爆笑。そんな風景があちこちで見られました。

 

 

 

品切れが出るくらいだったそのお茶も、いつの間にか山積みで店先で残るようになり、流行とは恐ろしい、集団心理を見たようでした。

 

 

 

タピオカ屋さんが、モンブランの店に、クレープ屋さんは 流行りのふわふわ食パンの店にと…。

 

 

 

あんなに夢中になったスイーツも飽きる前に次のが生まれてくる。それを楽しむ人と知恵を振り絞るお店側。

 

 

 

この様子はどの地域、いろんな街で繰り広げられているのでしょう。

 

 

 

そのどちらでもない私とニケが一番気が楽なのかもしれません。

 

 

今日も夏らしい一日になりそうですがいい日にしましょう!