(映画.com)
独立記念日の週末。トップテン内に3本の新作がランクインした全米ボックスオフィスは、ユニバーサル映画の3Dアニメ「怪盗グルーのミニオン危機一発」が、オープニング興収約8350万ドルで首位デビューを飾った。この数字は独立記念日公開作品では「トランスフォーマー ダークサイド?ムーン」(2011年/約9785万ドル)、「スパイダーマン2」(04年/約8815万ドル)に次ぐ歴代3位の好成績。公開5日間では約1億4200万ドルを稼ぎ出す大ヒットスタートとなった。
同作は、10年に最終興収約2億5000万ドルを記録した大ヒット作「怪盗グルーの月泥棒 3D」の3年ぶりの続編。泥棒稼業から足を洗い、孤児3姉妹の父親として幸せに暮らしていたグルーが、何者かに連れ去られた仲間のミニオンたちを連れ戻すために奮闘する姿が描かれる。レビューもまずまずで、2週目以降もファミリー層を中心にかなりの動員が見込めそうだ。監督は前作から続投のピエール?コフィン&クリス?ルノー。声の出演はスティーブ?カレル、クリステン?ウィグ、ベンジャミン?ブラット、ラッセル?ブランド、スティーブ?クーガンほか。
そして、この夏の超話題作ながら、オープニング興収約2900万ドルで2位デビューとなってしまったのがジョニー?デップ主演のアクション超大作「ローン?レンジャー」。1933年放送開始のラジオドラマを原作とする西部劇で、これまでに漫画、TVドラマ、映画などあらゆるメディアで多数の作品が発表されてきた人気キャラクターを、今回は大ヒットメーカーのジェリー?ブラッカイマーが映画化した。今作において、デップはタイトルロールではなく、ローン?レンジャーの相棒となるインディアン?トントに扮し、ローン?レンジャー役には「ソーシャル?ネットワーク」「J?エドガー」の新鋭アーミー?ハマーが抜てきされた。1869年大陸横断鉄道開通前夜の西部を舞台に、テキサス?レンジャー(法執行官)の兄を無法者に殺された主人公ジョン(ローン?レンジャー)が、たまたま出くわしたインディアンのトントともに復しゅうの旅に出るというストーリーで、批評家のレビューはやや厳しめ。それでも、過去の大作西部劇へのオマージュがふんだんに盛り込まれた総製作費2億ドル以上のゴージャスな画作りと、いつもながらのデップの奇天烈な演技を堪能できる娯楽作になっている。共演にトム?ウィルキンソン、ウィリアム?フィクトナー、バリー?ペッパー、ルース?ウィルソン、ジェームズ?バッジ?デール 、ヘレナ?ボナム?カーター。監督はデップ、ブラッカイマーとともに「パイレーツ?オブ?カリビアン」シリーズ(第1作~第3作)を手がけたゴア?バービンスキー。
その他、8位には人気コメディアン、ケビン?ハートのマディソン?スクエア?ガーデン(ニューヨーク)公演を中心に収録したライブ?ドキュメンタリー「Kevin Hart: Let Me Explain」がランクインした。
今週末は、アダム?サンドラー、ケビン?ジェームズ、クリス?ロック、デビッド?スペード共演のコメディ「Grown Ups 2」に、「パンズ?ラビリンス」「ヘルボーイ」の鬼才ギレルモ?デル?トロ監督のSF怪獣映画「パシフィック?リム」が公開となる。