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(神戸新聞)

 大学生が旅先の魅力を発見し、旅行プランを提案する取り組みが神戸を中心に各地の大学へ広がっている。JR西日本と自治体の産官学が連携し、完成したプランをJR西の観光情報サイトなどで紹介。3年目の今年、学生らは8月下旬に福井県を訪ねる。「若者らしさを意識した旅先での過ごし方を考えたい」と意気込んでいる。(金 旻革)

 この取り組みは2012年の鹿児島県を皮切りに、翌13年から「北陸カレッジ」と銘打ち、石川県で観光素材の現地調査を実施した。これまでに神戸松蔭女子学院大(神戸市灘区)をはじめ、立命館大(京都市)や金沢大(金沢市)など延べ14大学が参加。北高品質サッカースパイク 第2弾の福井県では新たに東洋大(東京都)とフェリス女学院大(横浜市)などが加わり、計9大学が調査を行う。

 若者の旅離れが懸念される中、旅行需要を呼び起こしたい鉄道会社、観光客を呼び込みたい自治体、実地調査を見込める大学側の思惑が合致。監修する神戸松蔭大人間科学部の青谷実知代准教授(ブランド?マーケティング)は「第三者目線で新鮮な観光プランを考案でき、学生は課題を発見し解決する力を養える」と意義を強調する。

 学生らは実地調査後にプランをまとめ、「成果報告会」でJR西や旅行会社に向けて提案する。昨年に石川県の加賀温泉郷を訪ねた神戸松蔭大は「My Favorite(マイ フェイバリット)石川?加賀!」と題し、温泉郷の4地区について、伝統的▽親しみ▽奇想天外▽夢がある‐とテーマ分けし、グルメや体験スポットを好みに応じて組み合わせるプランを紹介。JR西の「JRおでかけネット」で取り上げられた。

 「全く新しいものを発見するのは難しいが、女子目線の見せ方ができた」と青谷ゼミの4年生谷水仁美さん(21)=宝塚市。「今年は自分なりに感じた福井の魅力を発見したい」と意欲的だ。福井県新高速交通活用推進室の猪嶋宏記室長は「福井は学生の観光地になりにくく、特に女子大生に弱い。一つでも福井の良い部分を見つけてもらえたら」と期待を寄せている。

 神戸松蔭大などは来年、北陸第3弾として富山県を調査する予定。