ケンシロウ | にかぽの日記

ケンシロウ

子供はママがいなくても頑張っている。父と子で公園に行き、英会話に行き、洗車に行った。子供はかわいいな。


私はバンコク日本人学校に通学していたことがある。子供の頃の海外での生活は強烈な印象を脳細胞に植え付けるのであろう。毎年1回の同窓会が20年以上も続いている。その第1回目を企画したグループの1人が私なのだが、以来同窓会への出席はこの20年間で2回だけ。でぶっちょで髪も薄くなってしまった今の姿はとても見せられないというのが、参加に消極的な理由だ。3年ぐらい前に気の迷いで出席したときは、誰も俺だと気がつかなかったからなぁ。ある女性の「ぜんぜんわかんなかったですぅ・・・」という声が今も耳に残っている。


今年はなぜだかわからないがバンコクで同窓会を開くらしい。誘いが来たときは、子供が小さいから行けねぇよとすぐに断ったのだが、よく考えてみると何も家族で行く必要はない。同窓会だから家族は関係ないのだ。で、少し行く気になりかけていたところに、シンガポールに駐在している元上司がたまたま日本に帰って来た。前からシンガポールに遊びに来いと言われていたので、これは神の啓示だと閃くものがあって、金曜日に元上司と話したときにバンコク、シンガポール行きを決めた。


突然、「北斗の拳」の話。北斗神拳の伝承者のリュウケンが、ラオウとケンシロウという2人の弟子の継承者としての資質を見抜くために、虎と彼らを闘わせたことがある。虎はケンシロウには死を覚悟して闘いを挑まなかったが、ラオウには死の恐怖を感じて襲いかかり、虎はラオウにあっさり殺されてしまう。リュウケンはそれを見て、虎を倒したラオウよりも、虎に死を覚悟させたケンシロウの強さに驚愕するのであった。


さて、話を元に戻そう。この元上司は出向先で上司だった人だが、私の尊敬する数少ない年上の1人で、仕事でもプライベートでもこの人の前では自分の存在がいかに小さなものであるかを思い知らされる。そう、私が虎で、彼はケンシロウなのだ。彼とはあまりにも格が違いすぎて張り合う気が起こらない。私はこう見えても負けず嫌いなので、ちょっと追いつけそうな先輩には食って掛かったりする生意気な男だ。しかし、この人の前では1回もそういうことをしたことがない。というか、する気が起きない。確か彼は45歳だと思ったが、あと5年もらっても私は絶対にああはなれない。少しでも近づけば御の字だ。


私にもこんな謙虚な一面があるんですよ。