仕事の美学
5年ほど前、一回りも年の離れた女の子から、確かこんなことを言われたことがある。
20代は自分のために働き、30代は家族のために働き、40代は社会のために働きなさい。
私はずっと自分のために働いてきた。これからもそうあり続けると思う。人のために働いたことはない。部下のために損な役回りをしたり、経済的な犠牲を払うことはあるが、それも言ってしまえば自分のためだ。部下を見殺しにする自分が許せないから部下を守る。部下のためではなく、自分のために起こす行動なのだ。だから、部下から感謝されたり、他の人からできることではないと感心されることはあるが、自分のためにしたことであり、感謝されてもピンとこない。
家族のために働いていると思ったことは一度もない。家族が知れば悲しむかもしれないが、私はそういう精神回路を持ち合わせていないのだから仕方がない。息子が生まれる直前に会社を辞めてプー太郎になったし、息子や妻の顔をみて頑張ろうとはならない。よく息子のためになどと言っている人がいるが、本当にそうなのかなと疑ってしまう。私にとっての家族は、私が辛いときに私を助けてくれる人たちの集まりというイメージが強い。我ながら何て都合のいい思考回路なんだろうと思う。でも、家族とは家族愛で結ばれているのだから、「家族のために」などという押し付けがましい理屈が登場するのはそもそも変だ。家族のために働くのは当たり前のことなので、特別「家族のために」などと意識しなくてもいいんじゃないかな、と自己弁護している。
私には仕事に対する自分なりの美学があり、その美学を守ることで自己満足を得ている。徹底的な自分主義ではあるが、私の持つ美学が世間に受け入れられやすいので、自己満足に浸っていても文句を言われないのだと思う。
私の仕事に対する美学は、
1.絶対に嘘はつかない
2.常に全力を尽くす
3.自分の失敗を絶対に人のせいにしない
4.立場の弱い者を困らせない
5.自分の権力を悪用しない
である。他にもいろいろあるが、いつも意識しているのは上記の5点である。私はこの難しい定めを守っている自分が好きでやっている。理由はどうであれ、こんな人間はそうはいない。それがまた自己陶酔率を高める。
驚くなかれ、上記5項目を社会人5年目ぐらいから守り続けている。少なくとも自分ではそう思っている。社会人なり立てのころもそこそこイケていたが、2が欠けていた。こんなに長い間守り続けて来た美学だが、つい最近ある出来事で4と5を同時に破ってしまった。未だかつてない状況に追い込まれ、自己防衛反応でやってしまったのだが、やった後で、今後の自分の事業をスピーディに発展させるためには、4と5がちょいと邪魔になってきたなと思った。で、はずすことにした。自己に課したルールというのは、一度破ってしまったらおしまいだ。抑制力が利かなくなり、何度でも破ってしまうからだ。でも、これをはずすとセクハラ、パワハラしちゃうので、しないように代わりの条項を設ける必要がある。っつうか、すでにしているという噂が・・・。本人が気づいていないだけで、もうずいぶん前からセクハラ上司って言われてるし・・・。ということで、4と5はもういいや。
と開き直ると自分に誰もついてこなくなるので、4と5は「自分の部下は自分よりも大切にする」という条項に変更しようと思う。とても浪花節的で素敵な条項なので、自尊心をくすぐるぜ。きっと守れると思うよ。
20代は自分のために働き、30代は家族のために働き、40代は社会のために働きなさい。
私はずっと自分のために働いてきた。これからもそうあり続けると思う。人のために働いたことはない。部下のために損な役回りをしたり、経済的な犠牲を払うことはあるが、それも言ってしまえば自分のためだ。部下を見殺しにする自分が許せないから部下を守る。部下のためではなく、自分のために起こす行動なのだ。だから、部下から感謝されたり、他の人からできることではないと感心されることはあるが、自分のためにしたことであり、感謝されてもピンとこない。
家族のために働いていると思ったことは一度もない。家族が知れば悲しむかもしれないが、私はそういう精神回路を持ち合わせていないのだから仕方がない。息子が生まれる直前に会社を辞めてプー太郎になったし、息子や妻の顔をみて頑張ろうとはならない。よく息子のためになどと言っている人がいるが、本当にそうなのかなと疑ってしまう。私にとっての家族は、私が辛いときに私を助けてくれる人たちの集まりというイメージが強い。我ながら何て都合のいい思考回路なんだろうと思う。でも、家族とは家族愛で結ばれているのだから、「家族のために」などという押し付けがましい理屈が登場するのはそもそも変だ。家族のために働くのは当たり前のことなので、特別「家族のために」などと意識しなくてもいいんじゃないかな、と自己弁護している。
私には仕事に対する自分なりの美学があり、その美学を守ることで自己満足を得ている。徹底的な自分主義ではあるが、私の持つ美学が世間に受け入れられやすいので、自己満足に浸っていても文句を言われないのだと思う。
私の仕事に対する美学は、
1.絶対に嘘はつかない
2.常に全力を尽くす
3.自分の失敗を絶対に人のせいにしない
4.立場の弱い者を困らせない
5.自分の権力を悪用しない
である。他にもいろいろあるが、いつも意識しているのは上記の5点である。私はこの難しい定めを守っている自分が好きでやっている。理由はどうであれ、こんな人間はそうはいない。それがまた自己陶酔率を高める。
驚くなかれ、上記5項目を社会人5年目ぐらいから守り続けている。少なくとも自分ではそう思っている。社会人なり立てのころもそこそこイケていたが、2が欠けていた。こんなに長い間守り続けて来た美学だが、つい最近ある出来事で4と5を同時に破ってしまった。未だかつてない状況に追い込まれ、自己防衛反応でやってしまったのだが、やった後で、今後の自分の事業をスピーディに発展させるためには、4と5がちょいと邪魔になってきたなと思った。で、はずすことにした。自己に課したルールというのは、一度破ってしまったらおしまいだ。抑制力が利かなくなり、何度でも破ってしまうからだ。でも、これをはずすとセクハラ、パワハラしちゃうので、しないように代わりの条項を設ける必要がある。っつうか、すでにしているという噂が・・・。本人が気づいていないだけで、もうずいぶん前からセクハラ上司って言われてるし・・・。ということで、4と5はもういいや。
と開き直ると自分に誰もついてこなくなるので、4と5は「自分の部下は自分よりも大切にする」という条項に変更しようと思う。とても浪花節的で素敵な条項なので、自尊心をくすぐるぜ。きっと守れると思うよ。