不良漫画で個人的に好きな独特の語録をいきなりだがまとめようと思う。
俺はなぜか不良漫画が好きで、結構な数を読んでいるが総じて「不思議な言葉」を普通に使う。それがまた不良漫画の世界を「良く」しているのだ。今回はその一部を紹介したいと思う。
①『BE-BOP-HIGHSCHOOL』より。
「シャバい」「シャバ憎」
単純に「気合の入ってないヤツ」「腑抜け」みたいな意味。不良漫画といえばコレという伝説的な漫画。初期のトオル(主人公の一人)が警棒を腰に装備していたのを見て、三段式特殊警棒と二段式特殊警棒を購入して持ち歩いていたのはここだけの秘密。嘘嘘。
例:「うわ、こいつボンタンはいてねぇのかよ。シャバいシャバい……」
②『ヤンキー烈風隊』より。
「本気(マブ)」。
「本気(マジ)」と同義。なぜか作中では「本気(マブ)」となっている。暴走族編から極道編に入るという不良漫画としては珍しいステップアップをする漫画。近所のヤンチャなにーちゃんにもらって読んだ漫画で当時、姉ちゃんと回し読みをしていて俺が作中の「ブラツェペ」という暴走族のモノマネをして一世を風靡した(家庭内のみ)。
例:「本気(マブ)かよてめぇ!」
③『ナニワトモアレ』より。
「イケるか―?」
「大丈夫か?」という意でよく使われる。『ザ・ファブル』の作者のデビュー作であり、環状族という平成元年頃に大阪でいた車を使用した走り屋の抗争を描く漫画。作者の実体験をもとに描かれているので、当時を知る資料としても面白い。
例:(怪我した仲間を見て)「イケるか?」→「ああ、イケる―!」
④『ナンバMG5』より。
「ゴチ」
食事をおごる・おごらせるの意味で使う。初めて見たときは笑った。この表現はこの人の漫画以外でみたことない。作中のキャラクターは勉強のできるキャラクターですらも当たり前のようにみんな使っているので結構驚く。
例:「最近元気ねーじゃん、よかったらゴチするぜ」
「俺金ねーんだよ、ゴチしてよ!」
以上である。
もちろん、これ以外にもたくさんあるが疲れたのでこれくらいにしてくれ!
これを使って、今日から君も不良漫画マスターだ!!