二階堂です

今日はカメラ業界でも良く使われる用語について
話していきます

このカメラ用語を理解できると
失敗写真が減り、必然と成功写真への近道となりますので
カメラ用語を理解して、実践をして頂ければと思います

まずは画角について
「また画角かよ~」ってなりそうですけど
前回お伝えしていた画角の話しより濃い内容となりますので
しっかり聞いてください

画角の中には
パースペクティブという言葉と圧縮効果の二つ存在してます

パースペクティブ=広角レンズ
目で見るより広い範囲が映るだけではなく
遠くのものはより小さく写るため遠近感が出やすい画角です


圧縮効果=望遠レンズ
遠くのものが拡大されて、遠近感が無くなる効果になります
文字通り、遠いものが近くまでに”圧縮”されるようになります

後ろの松の木に注目してください

《焦点距離 50mmで撮影(標準レンズ)》

《焦点距離 300mmで撮影(望遠レンズ)》


距離感が変わってるのがわかると思います

被写体から離れた背景をより縮めたい時は
圧縮効果を利用して撮影をしてみてください


続いて
「最短撮影距離」についてです

この最短撮影距離は
カメラと被写体の間の距離をどれくらいまで近づける事ができるか
距離数値となります

この距離感が理解出来てないと被写体に近づきすぎて
「ピンボケ」をしてしまったりと
失敗写真を生み出してしまいますので覚えておきましょう

まずそのカメラとの距離ですが
一眼レフカメラ本体に必ず「土星」みたいなマークがあります

こんなマークですね

ここからの距離を測りますが
計測する数値の記載はレンズに書かれてます

このレンズで言えば「0.35m」と記載があるので
35cm以上距離を開けないと
綺麗に撮影できませんよ~って教えてくれてます

もちろん
最短撮影距離に関しては
レンズによって変わってきますので
今お持ちのレンズを確認してくださいね♪

今日は最後に
「手ブレと像ブレ」に関してです

手ぶれとは
カメラ側でブレてしまった写真の事です


像ブレとは
被写体の動きが早くてブレてしまった写真になります

要は2つとも失敗写真となります

ただこの失敗写真も改善する方法があります
まず手ブレ写真についてですが
この表を見てください

焦点距離に応じてシャッタースピードを変える表です
例えば
24mmの焦点距離で撮影をしようとすると
シャッター速度は1/24で撮影をすると手ブレが軽減されます
「1/焦点距離」を覚えてもらったら大丈夫です

※フルサイズセンサー機種とAPS-Cサイズ機種で実質焦点距離が変わってきますので
焦点距離に応じたシャッター速度で撮影してください

もしスローシャッターで撮影をする際は必ず「三脚」を用意する事を
おすすめします


像ブレ写真の対処法は
単純にシャッタースピードを上げる事です
動くものやさっきの犬みたいな動くものは「1/1000」のシャッター速度で
対応をする事で綺麗な写真が撮影できます♪


こんな感じでですね!

失敗写真から学ぶ事は多くありますので
あなたも失敗写真を減らせば、
必然と綺麗な写真を撮る事ができるようになりますので
是非やってみてください

最後まで読んで頂きありがとうございました!

それではまた!